2ゴールを挙げて得点ランクトップに並んだ杉本健勇 [写真]=JL/Getty Images for DAZN
2017明治安田生命J1リーグ第30節が21日に行われ、セレッソ大阪とヴァンフォーレ甲府が対戦した。
試合は早い時間に動く。5分、左CKを得たC大阪は、ペナルティエリア内中央でこぼれ球を拾った柿谷曜一朗が、左の杉本健勇にラストパス。これを受けた杉本が右足ダイレクトで流し込み、先制に成功した。
幸先よくゴールを奪ったC大阪だが、その後はなかなかチャンスを作ることができないまま時間が経過。逆に甲府が押し込む時間が増えたが、同点に追いつくことはできず、前半は1-0で折り返した。
後半立ち上がりはC大阪が試合の主導権を握り、相手ゴールへ迫る。すると52分、CKの競り合いの中でマテイ・ヨニッチが倒され、C大阪にPKが与えられた。これを杉本がしっかりゴール左に沈め、貴重な追加点となった。杉本は今季のゴール数を「19」とし、興梠慎三(浦和レッズ)と並んで得点ランクトップに立った。
その後はスコアは動かず、このまま2-0でタイムアップを迎え、C大阪が連勝を飾った。一方、残留を争う甲府は4試合ぶりの黒星を喫している。
次節、C大阪は29日に大宮アルディージャと、甲府は同日にヴィッセル神戸と、それぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 5分 杉本健勇(C大阪)
2-0 52分 杉本健勇(PK)(C大阪)