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鹿児島、琉球に2018シーズンのJ2ライセンス交付決定…J1ライセンスは40クラブ

2017.09.26

J2ライセンスを取得した鹿児島(上)、琉球(下) [写真]=Getty Images

 Jリーグは26日、2018シーズンのJリーグクラブライセンス判定について発表した。J1ライセンスは昨年と変わらず40クラブに与えられ、J2ライセンスは昨年の水戸ホーリーホック、FC町田ゼルビア、AC長野パルセイロ、ガイナーレ鳥取、カマタマーレ讃岐の5クラブに加え、明治安田生命J3リーグ参入2年目の鹿児島ユナイテッドFC、同参入3年目のFC琉球に新たに与えられた。

 Jリーグでは、独立した第三者機関「クラブライセンス交付第一審機関(FIB)」がクラブライセンス制度を運営。同機関はアジアサッカー連盟(AFC)のライセンスに準拠しながら日本版にカスタマイズしたクラブライセンスの交付判定を行っており、クラブから提出された申請に基づいて財務状況やスタジアムのスペック、アカデミー部門の運営などに応じたクラブライセンスを発行している。J1ライセンスを持たなければ順位基準(J2リーグ戦2位以内)を満たしてもJ1に昇格を認められないなど、Jリーグを運営するうえでの重要な判断基準となる。


 昨年「Jリーグ規約に定める要件を満たしたホームスタジアムが無い」との判断が下され、J2ライセンスを取得できなかった鹿児島にとっては、悲願の取得となった。鹿児島は明治安田生命J3リーグで22試合を終え、12勝2分8敗の勝ち点「38」で6位につけている。

 また、同リーグで23試合を終え、9勝8分6敗の勝ち点「35」で7位につける琉球は、今回が初申請となり、見事J2ライセンスを取得。クラブ公式HPで以下のように声明を発表している。

「J2クラブライセンス交付を受けることができましたのは、ファン、サポーターの皆様、スポンサーの皆様、ホームタウン沖縄県、沖縄市、クラブに関わる全ての皆様の応援とご尽力のお陰です。心から厚く感謝と御礼を申し上げます」

「現在、シーズン途中ではございますが、観客動員数前年比240%の3,136名※、協賛企業社数前年比200%の130社※となり、今期からの経営改善の一定の成果として、支援の輪の広がりを感じております(※2017年8月末時点)。」

「今後も、強固なクラブ組織を整備していくため、フロント人員の強化と増員、安定した財務基盤の確立、ガバナンスの向上を引続き最優先課題とし、全力で取り組んで参ります」

 一方で水戸、町田、讃岐はJ1ライセンスを持たないため、成績を満たしてもJ1昇格はできない。

 2018シーズンのJリーグクラブライセンス一覧は以下のとおり。

▼J1クラブライセンス

北海道コンサドーレ札幌
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
鹿島アントラーズ
栃木SC
ザスパクサツ群馬
浦和レッズ
大宮アルディージャ
ジェフユナイテッド千葉
柏レイソル
FC東京
東京ヴェルディ
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス
横浜FC
湘南ベルマーレ
ヴァンフォーレ甲府
松本山雅FC
アルビレックス新潟
カターレ富山
ツエーゲン金沢
清水エスパルス
ジュビロ磐田
名古屋グランパス
FC岐阜
京都サンガF.C.
ガンバ大阪
セレッソ大阪
ヴィッセル神戸
ファジアーノ岡山
サンフレッチェ広島
レノファ山口FC
徳島ヴォルティス
愛媛FC
アビスパ福岡
ギラヴァンツ北九州
サガン鳥栖
V・ファーレン長崎
ロアッソ熊本
大分トリニータ

▼J2クラブライセンス

水戸ホーリーホック
FC町田ゼルビア
AC長野パルセイロ
ガイナーレ鳥取
カマタマーレ讃岐
鹿児島ユナイテッドFC
FC琉球

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