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【ライターコラムfrom鳥栖】勉強面で地域に貢献! 鳥栖が作る「スタジアムで楽しく学ぶ」教科書とは?

2017.09.13

地域貢献のためサガン鳥栖ドリームワークを今年も配布 [写真]=荒木英喜

 昨年から地域貢献の一環として取り組んでいる「サガン鳥栖ドリームワーク」(非売品)を今年も制作。クラブと連携協定を結んでいる鳥栖市、佐賀市など6自治体で5200冊を配布する。

 これは、この4月から小学1年生となり、新しい世界で勉強やスポーツ、集団生活などにチャレンジしている子どもたちを、Jリーグでさまざまなチャレンジを続けている鳥栖が応援して共に成長していきたいという願いが込められた学習ドリル。子どもたちの未来のために豊かな学びを提供している学研教育みらいと「スタジアムで楽しく学ぶ」をテーマに制作しているため、国語や算数、生活などの問題の中に、鳥栖の選手やマスコットのウィントスはもちろん、マッシモ・フィッカデンティ監督も登場! 鳥栖サポーターの子どもたちはもちろん、勉強が嫌いな子どもやサッカーに興味のない子どもも楽しく学べる内容になっている。


 この中にも写真で登場しているDF吉田豊は「勉強をしながら、小さい頃からサガン鳥栖を近く感じられますし良いと思います。選手としてもこうやって関わることは嬉しいですね」と話した。ちなみに4歳のお子さんは実際にドリームワークをやっているという。また、大学で教職課程を履修したDF三丸拡は「鳥栖を好きな子だったら、勉強に取り掛かる一つの動機になると思います。勉強って小さい時に苦手意識を持つとずっと引きずることがあるので。こういうドリルで勉強に対して苦手意識を持たないことがすごく大事です」と、親しみやすい問題で勉強を身近に感じられるこの取り組みを高く評価する。

 佐賀県内の連携協定外の小学校に通う1年生には、第26節・ヴァンフォーレ甲府戦、第28節・鹿島アントラーズ戦、第29節・セレッソ大阪戦の開催日に、当日の入場券やドリームパスポートと一緒に小学校名がわかる名札や生年月日がわかるものを持参すれば、1人に1冊配布される。

 また甲府戦では、ホームでは絶対に負けられない!第3弾「筋書きのないスタジアム〜最終章を当てろ〜」と題して、鳥栖勝利時のスコアと得点者を予想するイベントを開催。この試合のチケットやドリームパスポートを持っている人は、1人1枚の応募が可能。見事、スコアと得点者の両方を当てた人全員に、「サガン鳥栖オリジナルネームタグ」と「20周年記念配布ユニの選手背番号が選べる or オリジナルネーム選択権」がプレゼントされる(鳥栖勝利時のみ。引き分け、敗戦時は無効)。予想受付は甲府戦が行われる9月16日の15:30〜19:00なので、忘れないように応募しよう。

文=荒木英喜

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