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「FC東京らしさを取り戻す」…大金社長、残り9試合で信頼回復へ

2017.09.10

FC東京の大金社長が取材に応じている [写真]= JL/Getty Images for DAZN

 10日、篠田善之監督の退任、安間貴義氏の暫定監督就任を発表したFC東京の大金直樹代表取締役社長が取材に応じた。

 FC東京は8月13日を最後に公式戦で勝利から遠ざかり、ここまで5連敗。このタイミングでの監督交代に踏み切った理由は「内容も含めてこの2試合が大きかった」とし、川崎フロンターレとセレッソ大阪にホームで大敗を喫したことが要因だったと明かした。


 退任した篠田監督には「昨年の、FC東京にとっての窮地を救ってくれました。そのあと結果もよく、ある意味FC東京のサッカーというものが表現できたと思っています」と信頼を置いていたという。今シーズン低迷した理由は「少し選手が入れ替わったり、補強もするなかでバランスを崩した面があったのかなと思います。ケガ人も出て、篠田監督らしいサッカーが少し薄くなったのかなと感じます」と説明した。

「結果を出すこと」で信頼回復に努めたいという大金社長はFC東京OBで、スカウティングを担当していた宮沢正史氏をコーチに起用。「彼はFC東京へのロイヤリティ、アイデンティティを持ったコーチになると思っています。その辺りを選手たちに伝えてもらいたいし、選手にはそれを体現してほしいと思います」と期待を寄せる。「もう一度戦う姿勢を見せて、FC東京らしさを取り戻す」と残り9試合に全力で取り組むと語った。


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