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「我々も再建の時期にある」…シャペコエンセ、災害から復興の日本をモデルに

2017.08.14

会見に出席したエウトロピオ監督(左)とアポジ(右)

『スルガ銀行チャンピオンシップ2017 SAITAMA』を15日に控え、シャペコエンセのヴィニシウス・エウトロピオ監督とアポジが前日記者会見に臨んだ。

 エウトロピオ監督は「まずは日本に来れたことを光栄に思っています。日本は災害の後に国をどうやって再建するのかというのを、世界中に示した国です。我々も飛行機墜落事故を経て、チームは再建の時期にあります。日本の事例を我々のチームにも反映したいという気持ちでいます」とコメント。明日の対戦相手である浦和レッズを「難しい相手」と認めながらも、「いい試合ができると思います。ブラジルにタイトルを持って帰りたい」と意気込んだ。


 浦和の印象について、2011年に東京ヴェルディに在籍し、Jリーグでのプレー経験を持つアポジは「いいチームだと思います。特に攻撃陣はスピードがあって、代表級の選手が揃っている」と警戒。エウトロピオ監督は「浦和はポゼッションをベースとしたスタイルが確立されている。拮抗した試合になると思う」と展開を予想した。

 最後に「この試合は重要なタイトルが懸かった一戦。国際タイトルはまだ獲得したことがないので、全てのエネルギーを注ぎ込みたい」とエウトロピオ監督が抱負を語った。

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