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長崎、為末大氏がフィジカルアドバイザー就任…「メンタル」「強化」部門も専門家が就任

2017.08.10

アドバイザー就任が決まった為末氏 [写真]=Getty Images

 V・ファーレン長崎は10日、チーム強化に向けた新たなスタッフィングを行い、為末大氏ら3名とアドバイザリー契約を締結したことを発表した。

 同クラブは公式HPで「今後はフィジカル・メンタル両面での選手サポートや、強化スタッフのリクルーティング等を通して、チームのJ1昇格へのサポート体制を強化してまいります」と説明している。


 為末氏は同クラブの「フィジカルアドバイザー」に就任。同氏が代表取締役を務める、株式会社侍と契約を締結したという。為末氏は陸上選手として3度のオリンピックに出場、男子400メートルハードルの日本記録保持者(2017年8月現在)であり、2003年よりプロに転向して活躍してきた。

 長崎は、同氏や専属コーチによるランニングトレーニングおよびランニングトレーニングに付随する解析とフィードバック、フィジカル研修、選手の個別相談などを実施する予定だ。

 また、「メンタルアドバイザー」には、株式会社エミネクロスの辻秀一氏が就任。メンタルトレーニングセミナー、チームビルディング支援、選手個別相談会などを実施する予定となっている。応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを最適・最大化する心の状態「Flow」を生み出すための独自理論「辻メソッド」によるメンタルトレーニングによって、個人・チーム力を高めるサポートをするようだ。

 さらに「強化アドバイザー」には、同クラブの強化部部長を退任し服部健二氏が就任。トップチームの中・長期強化方針の策定サポートや、チームスタッフのリクルーティングなどを実施していく。

 長崎は明治安田生命J2リーグで26試合を終え、13勝5分8敗の勝ち点「44」で3位につけている。

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