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甲府の43歳DF土屋征夫、京都へ期限付き移籍「力、経験、全てを尽くす」

2017.08.08

甲府から京都へ期限付き移籍で加入することが決まった土屋征夫 [写真]=Getty Images

 ヴァンフォーレ甲府のDF土屋征夫が、京都サンガF.C.へ期限付き移籍で加入することが決まった。移籍期間は2018年1月31日まで。8日に両クラブが発表した。

 土屋は1974年生まれの43歳。田無工業高校卒業後にブラジルへ渡って3クラブでプレーし、1997年にヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)へ加入した。1999年からはヴィッセル神戸、2005年には柏レイソル、2006年には大宮アルディージャでプレー。2007年に東京Vへ復帰し、甲府では2013年からプレーしている。今季は明治安田生命J1リーグ第20節終了時点で出場機会がなく、JリーグYBCルヴァンカップでは5試合出場1ゴール、天皇杯では1試合出場を記録した。キャリア通算ではJ1で330試合出場15ゴール、J2で175試合出場13ゴールを記録している。


 期限付き移籍にあたり、土屋は甲府に対して以下のようにメッセージを寄せている。

「甲府に来て4年半が経ちましたが、まずJ1の舞台で戦わせてくれたことに感謝したいと思います。甲府は良いチームで、フロント、現場のスタッフ、そしてチームメイト、素晴らしい仲間と一緒に戦えたことを誇りに思います。自分のサッカー人生の中で、素晴らしい時間でしたし、すべてに感謝したいと思います」

「ここで過ごした4年半の中で、試合に出ているとき、出ていないとき、怪我をしていたときにファン・サポーターのみなさんが僕を支え続けてくれたので、ここまでやってこれましたし、大怪我から復活もできたと思います。これから先も、今まで僕が歩んできたサッカー人生での経験、また、甲府で培ったことを自分のできる範囲で今までと変わりなく京都でも発揮したいと思います。最後に、今回は急な移籍となり、ファン・サポーターのみなさんにしっかりとした挨拶をすることが出来ず、本当に申し訳なく思っています。 これからも自分なりに、サッカー人生を全うしていきたいと思います。4年半本当にありがとうございました」

 そして加入する京都には以下のようにメッセージを寄せている。土屋の京都での背番号は「41」に決定。今季、甲府との公式戦には出場できない旨も併せて発表されている。

「このたび京都サンガF.C.に加入することになりました土屋征夫です。クラブの目標であるJ1昇格のために、自分の持てる力、経験、全てをチームに尽くしていきたいと思います。ファン・サポーターの皆さまに少しでも早く認めていただけるようプレーしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」

 京都は今季、明治安田生命J2リーグ第26節終了時点で9勝9分け8敗の勝ち点「36」で14位。次節は11日、アビスパ福岡をホームに迎える。

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