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ルヴァン杯対戦カードが決定…仙台MF佐々木は「『強いチーム引いてきたな』と言われる(笑)」

2017.07.31

ルヴァン杯ノックアウトステージの組み合わせが決定した [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 2017Jリーグ YBCルヴァンカップ ノックアウトステージの組み合わせを決定するオープンドローが、31日に行われた。オープンドロー終了後、出席した選手たちが対戦カードごとに囲み取材に応じている。

 前回大会王者の浦和レッズは、現在2017明治安田生命J1リーグで首位を走るセレッソ大阪との対戦に。浦和FW武藤雄樹は「去年僕がこのドローに来て優勝して、優勝した日に『来年もお前だな』と言われていた」と明かした。チームはミハイロ・ペトロヴィッチ監督が解任されるなど厳しい状況。それでも武藤は「今チームが少し難しい状況にありますけど、今年もタイトルを獲りたいと思っているので、まずはこのルヴァンカップでタイトルを獲れるように、また決勝が埼スタなので、必ずそこで浦和レッズが笑えるように頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。対するC大阪MF木本恭生は「自分たちはリーグで良い順位ですし、勢いもあると思うので、その勢いをしっかりルヴァンカップにもつなげていきたいなと思います」と話し、勢いそのままに挑戦するとした。


 ここ2年連続でルヴァン杯準優勝に終わっているガンバ大阪は、ヴィッセル神戸と対戦する。普段から仲の良いというG大阪GK東口順昭と神戸FW渡邉千真が互いに火花を散らした。東口は渡邉について「もちろんパワフルですし、PA内で仕事をするっていうイメージは強いですけど、ただそんなに入れられてないんで、これを継続していきたいと思います」とコメント。これに渡邉も「(東口が)新潟の時は点を取ったんですけど、彼がガンバにいる時にまだゴールを挙げられていないんで、しっかり決められるように頑張りたいです」と応戦し、ゴールを誓っている。

 FC東京と川崎フロンターレによる“多摩川クラシコ”も実現。昨夏のリオデジャネイロ・オリンピックで日本代表として戦ったFC東京MF中島翔哉と川崎MF大島僚太が互いに意気込みを口にした。中島は「多摩川クラシコは大事な試合なのですごく楽しみですし、面白い試合ができるんじゃないかなと思います」と好ゲームを予想している。一方の大島は「ホーム・アンド・アウェイなので気持ち的に余裕を持って上を目指したいなと思います」と話した。

 鹿島アントラーズはベガルタ仙台との対戦となった。鹿島DF西大伍は、仙台の本拠地・ユアテックスタジアム仙台について「たくさんのお客さんが見に来てくれますし、独特の雰囲気というのをいつも感じながらやっています」とその脅威を明かしている。仙台MF佐々木匠は「鹿島の選手たちはすごく個の能力が高いですし、それに加えて勝負強さというのも持ち合わせているので、すごく強いチームだと思います」とコメント。組み合わせについては「(チームメイトに)『強いチーム引いてきたな』と言われると思います(笑)」と語っている。

 準々決勝は第1戦が8月30日(水)に、第2戦が9月3日(日)に行われる。

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