先制点を決めた川又 [写真]=Getty Images for DAZN
2017明治安田生命J1リーグ第15節が25日に行われ、ジュビロ磐田とFC東京が対戦した。
前半11分、中村俊輔が右サイドの高い位置でボールをキープし、オーバーラップしてきた川辺駿にスルーパス。川辺が中央へクロスボールを供給すると川又堅碁が競り勝って頭で合わせ、ホームの磐田が先制に成功した。
追いつきたいFC東京は前半21分にアクシデント。大久保嘉人がコーナーキックで走り込んだ際に右足を負傷しピッチに倒れ込む。苦悶の表情を浮かべていた大久保は立ち上がることができず、担架に運ばれて交代。代わって永井謙佑が投入された。
大久保を失ったFC東京はウタカを中心に反撃を試みるもののなかなかシュートまでいけず、ホームの声援を受ける磐田が前半をリードして折り返した。
両者メンバー交代をせずに迎えた後半、53分に中村がロングシュートを狙う。ボールはゴールの右に流れた。
57分、左サイドからカットインしたアダイウトンがファーサイドを狙ったシュート。林彰洋の横っ飛びのセーブを見せるとこぼれ球に詰めたのは櫻内渚。しかしシュートは林のセーブにあいゴールには至らない。
攻勢を強める磐田が78分に2点目を獲得する。アダイウトンが川辺のスルーパスに抜け出すと冷静にニアサイドをつき、追加点を決めた。磐田はこの2点を守り切って、終了のホイッスル。ホームの磐田がJ1で5年ぶりの3連勝を決めた。
次節、磐田は7月1日にアウェイでアルビレックス新潟と、FC東京は2日にアウェイでセレッソ大阪と対戦する。
【得点者】
1-0 11分 川又堅碁(磐田)
2-0 78分 アダイウトン(磐田)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト