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名古屋、DF大武峻が新潟へ完全移籍「またいつの日かこのクラブで」

2017.06.23

新潟への移籍が決定した大武 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 名古屋グランパスは23日、DF大武峻アルビレックス新潟への完全移籍が決定したと発表した。

 現在24歳の大武は、筑陽学園高等学校、福岡大学を経て名古屋グランパスに加入。2014年2月に、同クラブのタイキャンプに練習生として参加して才能を評価され、Jリーグ特別指定選手となった。2014年3月には、Jリーグ史上で初めて、特別指定選手として開幕戦で先発出場を果たしている。今季の明治安田生命J2リーグでは、ここまで1試合出場のみとなっていた。


 同選手は名古屋の公式HPでコメントを発表している。

名古屋グランパスのファン・サポーターの皆さん、クラブに関わるスタッフ、パートナーの皆さん、特別指定選手の頃から合わせて約3年半、本当にお世話になりました。プロサッカー選手としての人生を名古屋グランパスという歴史ある素晴らしいクラブでスタートできたことを本当に誇りに思っていますし、名古屋グランパスで過ごした時間や経験は僕にとってのかけがえのない財産です。昨シーズン、名古屋グランパスを初めてJ2に降格させてしまい非常に責任を感じていますし、だからこそ今シーズン、1年でのJ1復帰に向けて全身全霊をかけて貢献していこうと思っていましたが、全くチームの力になれない今の自分にとても悔しさと怒りを感じています。そして、サポーターの皆さんには本当に申し訳なく思っています」。

「チームがJ1昇格に向けて頑張っている時に退団することは非常に迷いました。しかし、自分自身の成長のため、環境を変えて新たなチャレンジをしようと決断しました。6月23日をもってグランパスを離れることになりますが、グランパスというクラブは僕の心の中に残り続けますし、これからも応援しています。またいつの日か成長してこのクラブでプレーできればいいなと思っています。約3年半、本当にありがとうございました」。 

 アルビレックス新潟は明治安田生命J1リーグで15試合を終えて、2勝2分11敗の勝ち点「8」で最下位。次節は鹿島アントラーズと対戦する。

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