2得点を記録した江坂(中央左)[写真]= JL/Getty Images for DAZN
2017明治安田生命J1リーグ第15節が17日に行われ、アルビレックス新潟と大宮アルディージャが対戦した。
降格圏に沈み、監督交代に踏み切った両クラブの対戦は前半から試合が動く。27分、大宮が波状攻撃を仕掛けると、左サイドからMF江坂任がMF大山啓補とのワンツーパスで崩すと、リターンを受けた江坂が自ら決めて大宮が先制する。さらに33分には、再び江坂がミドルシュートを決めて追加点。大宮が2点のリードで前半を折り返す。
新潟は60分、FWホニが最終ラインを抜け出して一度はクリアされるものの、こぼれ球をFW山崎亮平が豪快にネットを揺らし1点を返す。その後は新潟が同点を狙いに攻勢をかけると、81分には途中出場のFW鈴木武蔵がシュートを放つも、大宮GK松井謙弥に凌がれて試合はこのまま終了。大宮アルディージャが伊藤彰新監督でのリーグ戦初勝利を手にした。
勝利した大宮は勝ち点11で16位に浮上。敗れた新潟は単独最下位となった。次戦は21日、天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦で新潟はバンディオンセ加古川(兵庫県代表)、大宮はtonan前橋(群馬県代表)と対戦する。
【得点者】
0-1 27分 江坂任(大宮)
0-2 33分 江坂任(大宮)
1-2 60分 山崎亮平(新潟)