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監督交代を決断した大宮が声明を発表「J1残留に向けて必死に戦ってまいります」

2017.05.28

現在、J1で最下位に沈む大宮アルディージャ [写真]=Getty Images for DAZN

 大宮アルディージャは28日、渋谷洋樹監督、黒崎久志ヘッドコーチの解任を発表した。

 昨季は15勝11分け8敗でクラブ最高成績となる5位へと躍進したものの、今季はここまで2勝1分け10敗で最下位に沈んでいる。


 これを受けて森正志代表取締役社長はクラブ公式HPを通じて、以下のようにコメントを発表している。

「日頃より大宮アルディージャに多大なるご支援、ご声援をいただき厚く御礼申し上げます。ここまでのトップチーム成績は、2017明治安田生命J1リーグ第13節終了時点で2勝1分10敗(勝ち点7)の18位、また2017JリーグYBCルヴァンカップもグループステージ敗退という結果であり、クラブを支えてくださる多くの皆さまのご期待に沿うことができず誠に申し訳なく、心よりお詫びいたします。

 今シーズンは開幕から勝点を積み上げられず、これまでチーム内でその要因をデータなども踏まえて多角的に分析し、改善のために様々な取り組みを行ってまいりました。しかしながら今回、現チーム体制では今後も結果を残すことが難しいと判断し、監督を交代して新たな体制とすることを決断いたしました。

 渋谷洋樹監督はクラブへの想いを強く持ち、2015年にはJ2優勝、昨年はJ1リーグにおけるクラブ史上過去最高順位となる年間5位、天皇杯ベスト4など、素晴らしい結果を残してくれたことに対して、深く感謝しております。このたびの判断は誠に残念ではありますが、今後は伊藤彰新監督の下で結束し、クラブとしてあらゆる手を尽くして何としてもJ1残留を果たせるよう戦ってまいります。

 大宮アルディージャを支えてくださる皆さまには、新たなチーム体制となりますが、J1残留に向けて必死に戦ってまいりますので、今後ともご支援、ご声援を何卒お願い申し上げます」

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