逆転ゴールを決めた水本裕貴 [写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第12節が20日に行われ、ヴァンフォーレ甲府とサンフレッチェ広島が対戦した。
甲府はウイルソンとドゥドゥのブラジル人コンビが共にスタメン。一方の広島はDF水本裕貴がスタメンに起用され、J1通算350試合出場を達成した。
試合は19分、甲府はDFにクリアされたこぼれ球に小椋祥平が反応し、敵陣中央で右足を振り抜く。ボールはDFに当たり、そのままゴールに吸い込まれ、甲府が先制に成功した。1点を追う広島は前半終了間際の41分、ペナルティエリア手前で巧みに反転した皆川佑介がアンデルソンロペスに縦のパスを出す。アンデルソンロペスはペナルティエリア右から中央に折り返し、ゴール前でフリーとなった柴崎晃誠が冷静に足で合わせて同点に追い付いた。前半はそのまま1-1で折り返す。
後半に入り、徐々に広島が攻め込むシーンが増えると50分、柴崎がCKでニアにクロスを送ると誰も合わせることができずワンバウンドしてゴール前へ。水本が頭で押し込み逆転に成功した。甲府はFWの堀米勇輝、河本明人を投入し得点を狙ったが最後までゴールネットを揺らすことができずタイムアップ。
試合は1-2で終了。甲府はリーグ戦2連敗、一方広島は6試合ぶりの勝利となった。
また、甲府は次節アウェイでFC東京と、広島はホームでジュビロ磐田と対戦予定。
【得点者】
1-0 19分 小椋祥平(ヴァンフォーレ甲府)
1-1 41分 柴崎晃誠(サンフレッチェ広島)
1-2 50分 水本裕貴(サンフレッチェ広島)
By サッカーキング編集部
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