2017.04.21

【鳥栖vs神戸プレビュー】鳥栖はエース豊田陽平が3試合連続ゴール…神戸はカウンターやサイドなど攻撃の形が多彩

今節の鳥栖戦は出場停止となる神戸DF岩波拓也 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
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■サガン鳥栖 ホームゲームでは2連勝中

【プラス材料】
 前節の磐田戦ではエース豊田陽平の3試合連続ゴールで先制点を挙げた。豊田にとっては今季PK以外の初ゴールで、しかも得意とするヘディングで挙げたのは調子をさらに上げていくきっかけになるだろう。

 また、4月17日と18日行われたU-20日本代表候補トレーニングキャンプに参加したFW田川亨介は刺激を受けて鳥栖に戻り、「もう代表合宿はないので、チームでどれだけ結果を出せるかになって来る」と代表選出に向けてモチベーションを高めている。

 前節、後味の悪い逆転負けを喫した鳥栖だが、ホームゲームでは2連勝中。DF谷口博之は「(磐田戦と)同じことを繰り返さなければいい」と前節を教訓にするつもりだ。

【マイナス材料】
 今季の公式戦8試合中、6試合で先制点を挙げながら2勝しかしていない。前節は終始、磐田に主導権を握られれながらも耐えて先制点を挙げたが、最終的には逆転負け。リードしても守り切れないところに鳥栖らしさを欠いている現状が反映されている、

 それ以上に気がかりなのが10失点中9点を喫している後半の戦い方だ。守備陣を完全に崩されたわけではないが、細かいミスや不運な判定によって失点が多くなっている。今節の相手、神戸のFW渡邉千真は対鳥栖とのリーグ戦9試合で10点を挙げている鳥栖キラー。彼を止めることが鳥栖最大のミッションとなるが、ディフェンスリーダーの谷口博之は「そこをしっかり抑えれば、得点の流れに入っていくかなと思います」とポジティブに話した。

文:荒木英喜

■ヴィッセル神戸 DFからFWまでをコンパクトに保つ

【プラス材料】
「後半だけを見れば我々が勝つべき内容だった」。1-2で敗れたリーグ前節の柏戦後、ネルシーニョ監督が話したコメントの一部だ。その言葉どおり、神戸はDFからFWまでをコンパクトに保ち、ボールを奪ってカウンターを仕掛けるという狙いどおりのサッカーができていた。結果的に敗れたものの、試合内容は悪くなかった。その点はポジティブな要素と言えるだろう。

 攻撃のバリエーションに関しても、前半は右サイドハーフの中坂勇哉がボールを保持しながらうまく起点を作った。中坂が抜けた後半は速いカウンターから左サイドハーフの大森晃太郎がドリブルで仕掛けて再三チャンスを演出。攻撃の幅の広さを感じさせた。結果論だが、最後のフィニッシュが決まっていれば、結果は違っていたと思われる。

【マイナス材料】

 前節の柏戦でセンターバックの岩波拓也が退場処分に。今節の鳥栖戦は出場停止となる中で、DF陣のバランスをどう保つかが一つのポイントになりそうだ。岩波の代役としては、ルヴァン杯の横浜FM戦でスタメン出場した北本久仁衛と伊野波雅彦のどちらかが予想される。鳥栖のFW豊田陽平への対策を考えるなら対人に強い北本、ビルドアップを優先するなら伊野波というチョイスだろう。

 攻撃面では、前節の柏戦でFW起用されたMF小林成豪がリーグ戦での今季初ゴールを決めている。だが、エース渡邉千真、田中順也に今シーズンはまだ得点が生まれておらず。ジョーカーの大槻周平もルヴァン杯では決めているもののリーグ戦は無得点。FWの得点力不足には不安が残る。

文:totoONE編集部

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