2017明治安田生命J2リーグ第7節が9日に行われ、モンテディオ山形と大分トリニータが対戦した。
山形は4分、右サイドから茂木力也が上げたクロスは防がれたが、こぼれ球に反応した瀬沼優司が左足を振り抜き先制する。さらに41分には鈴木雄斗が大分GK上福元直人に倒されてPKを獲得。鈴木雄斗が自ら決めて山形が追加点を奪った。
前半押され気味だった大分は57分、後藤優介がロングシュートを決めて1点を返すと、62分には三平和司が左サイドから切り込み、今季初ゴールを決めて2-2と同点に追い付く。しかし、このまま大分の逆転ムードが漂う中、85分に阪野豊史が胸トラップからの反転シュートでネット揺らし、山形が土壇場で勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了し、山形は開幕戦以来6試合ぶり、ホームでは今季初となる勝利を収めた。一方、大分は前節に続いて2試合白星なしとなった。
次節、山形は東京ヴェルディと、大分はツエーゲン金沢と、それぞれホームで対戦する。
【得点者】
1-0 4分 瀬沼優司(山形)
2-0 42分 鈴木雄斗(山形)
2-1 57分 後藤優介(大分)
2-2 62分 三平和司(大分)
3-2 85分 阪野豊史(山形)