攻守にわたり動き回った宇賀神(中央)。最後はハンドを誘うプレーでPKを獲得した [写真]=Getty Images for DAZN
土壇場のPKで追いついた。浦和レッズは19日、2017明治安田生命J1リーグ第4節でガンバ大阪と対戦し、1-1で引き分けた。
MF宇賀神友弥が試合後のインタビューで「両チームのいいところがお互いに出た試合だった」と振り返るように、浦和優勢の展開ながらゴールが遠かった。
57分、日本代表に招集されたMF今野泰幸のゴールで先制を許した浦和は、MF駒井善成やFW武藤雄樹を入れて攻撃の活性化を図る。すると後半アディショナルタイムに宇賀神のシュートがMF倉田秋の手に当たりPKを獲得。これをFWラファエル・シルバがきっちりと沈めて同点とした。
「ラファが強引に行っていたんですけど、自分はいつでもパスを受けられる状態で構えていた。いいところに(ボールが)転がってきてくれました」
浦和は「アウェイで勝ち点1を取れたのは、すごく大きな意味がある」と貴重な勝ち点を手にした一方で、今季リーグ戦において開幕から1度も無失点試合がない。宇賀神も「ワンチャンスで決められてしまった。無失点試合がない中で、また同じようなことをやってしまいました」と課題を口にする。
次節の相手は、唯一の開幕4連勝で首位に立つヴィッセル神戸。攻撃陣が点を取り続けているからこそ、不用意なプレーで失点する場面を減らしたいところだ。
By サッカーキング編集部
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