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【浦和vsC大阪プレビュー】通算対戦成績はほぼ互角…浦和はC大阪の攻撃陣を抑えられるか

2017.03.03

浦和レッズ ACLは本拠地でFCソウルに圧勝、リーグ連敗は何としても避けたい

 25日の横浜FM戦ではチャンスを潰した直後に逆転ゴールを決められるという嫌な負け方をした浦和だったが、中2日で迎えたACLのFCソウル戦では5-2と大勝した。FCソウルは昨年のACL決勝トーナメントで後塵を拝した相手だっただけに、気持ちを切り替える契機になるだろう。とりわけ、その試合で勝敗を分けるPKを外した駒井善成は試合前からモチベーションが高く、出来も良かったので精神的にかなり充実している様子だった。


 ACLとリーグ戦の過密日程が続き、週末のC大阪戦も中3日での試合となる点は懸念されるが、メンバーを一部入れ替えてチームのパフォーマンスと選手のコンディションのバランスを取りながら戦えている点はプラス材料だ。FCソウル戦ではベテランの阿部勇樹がメンバーから外れ、週末のリーグ戦に照準を合わせた。ただ、同じくFCソウル戦を欠場した柏木陽介は左太ももに違和感が残っており、C大阪戦にも出ない可能性がある。

 浦和はここまでの公式戦4試合で2敗を喫してるが、鹿島(ゼロックス杯)、リーグ初戦の横浜FMにはいずれもカウンターでゴールを破られており、攻撃時のポジショニングとリスクマネジメントに課題を残した。C大阪には清武弘嗣、柿谷曜一朗らカウンター時に危険な存在になり得る選手がいるため、問題が改善できないようだと二の轍を踏むことになるだろう。(totoONE編集部)

セレッソ大阪 開幕戦でジュビロ磐田とスコアレスドロー、サイド攻撃に活路を見出すか

 ホームで迎えた開幕戦で、磐田とスコアレスドロー。J1復帰初戦を勝利で飾れなかったC大阪だが、始動時から取り組んできた守備組織が機能したことは、今後の戦いに向けて明るい材料の1つ。キム・ジンヒョンは「勝ち点1は、すごくチームとして自信になる」と語っている。ただし、「もっと価値のある勝ち点1にできるように、次の試合につなげていきたい」と尹晶煥監督。そのためにも、開幕戦の良さを継続することが、当然この第2節にも求められる。今回の相手は、昨シーズンのJ1で年間2位、2ndステージの覇者でもあり、リーグ屈指の攻撃力を持つ浦和。C大阪にとって、ここまで取り組んできた守備の成熟度を試されるアウェイゲームになることは間違いない。

 それでも、日本代表MF山口蛍とブラジル人MFソウザで組むダブルボランチ、山下達也と、上々のJデビューを果たした新加入DFマテイ・ヨニッチで固める中央の守備は強固。ボール奪取力にも優れており、彼らと浦和攻撃陣のマッチアップは見どころだ。

 また、尹・セレッソの特色のでもあるサイド攻撃も、浦和に対抗するための重要なポイント。尹監督のサッカーをよく知る水沼宏太が開幕戦で負傷し、攻撃の要の1人、清武弘嗣の復帰も依然として微妙な状況ではあるが、埼玉スタジアムに凱旋し、浦和との古巣対決に挑む関口訓充は気合い十分。また、丸岡満や清原翔平、福満隆貴など、期待のアタッカーも揃っており、尹監督の選手起用にも注目したい。開幕戦では「カウンターになったとき、もう1人、2人が前に出て行けるようにやっていきたい」と柿谷曜一朗も言うような課題が残ったが、その修正ができれば組織は構築出来始めているだけに、浦和から勝ち点を得る、そして、勝利する可能性も、十分にあるはずだ。(totoONE編集部)

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