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50歳のカズが現役にこだわる理由「サッカーが好きだから」

2017.02.26

「60歳になっても70歳になっても、ボールを蹴っていられたら」と話す三浦知良[写真]=Getty Images

 2017年2月26日、2017明治安田生命J2リーグが開幕を迎えるその日、横浜FCに所属する三浦知良が50回目の誕生日を迎えた。他に類を見ない50歳の現役サッカー選手“キングカズ”が、新たなシーズンをスタートさせる。

 プロ選手としての寿命が30歳前後と言われているサッカーで、こんなに長くキャリアを続け、なぜ現役にこだわるのか。カズは自ら監修し誕生日を記念して発売されたフォトブック『BOA SORTE KAZU 三浦知良フォトブック』で次のように明かしている。


「サッカーが好きだから」と、答えは単純明快。

「今でも自分は成長できると思っているし、いくつもの気づきがある。そういった毎日の発見によってプレーの幅は広がっているし、だからこそ楽しくて、まだまだスパイクを脱ぐ気になれない」

 途中交代を命じられたり、ゴールが決められなければ、「若い頃と同じようにふがいなさを感じる」という。

「サッカー選手以外の生活なんて想像もつかないし、60歳になっても70歳になっても、ボールを蹴っていられたら、それほど幸せな人生はない。サッカー選手として人生を全うできたら、それこそ本望だとさえ思っている」

 生涯現役を口にするカズ。プロ生活32年目が幕を上げる。

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