磐田での公式戦デビューを果たした中村俊輔(右) [写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第1節が25日に行われ、セレッソ大阪とジュビロ磐田が対戦した。
3季ぶりにJ1に復帰したC大阪と、昨季は年間13位だった磐田の一戦。尹晶煥新監督が率いるC大阪は新加入のMF清武弘嗣は負傷によりベンチ外となったが、DFマテイ・ヨニッチとMF水沼宏太がスタメン入り。一方、磐田も新戦力のMFムサエフ、MF中村俊輔、FW川又堅碁が先発メンバーに名を連ねた。
試合は序盤からアウェーの磐田が積極的に攻め込むが、なかなか決定機を作れない。36分にはアダイウトンがやや距離のある位置からロングシュートを狙ったが、ここはGKキム・ジンヒョンがなんとかセーブした。
一方、C大阪は前半アディショナルタイム1分にチャンスを迎える。山口蛍が右サイドの松田陸へ展開すると、松田がエリア右横からクロスを入れる。ニアの杉本健勇が合わせたが、ここは惜しくも右ポストを直撃。先制点にはつながらなかった。このままスコアレスでハーフタイムを迎える。
後半開始早々の47分、C大阪にアクシデントが発生する。水沼が負傷によりプレー続行不可能となり、49分にMF丸岡満が投入された。65分、C大阪がエリア手前でFKのチャンスを得ると、キッカーのソウザがゴール右へ強烈なシュートを放った。しかし、ここはGKカミンスキーが好守で得点を許さない。
一方、磐田は69分、エリア手前ほぼ正面でFKを獲得。キッカーの中村俊が左足で直接狙ったが、ここは枠の上に外れてしまった。さらに80分にはゴール前のこぼれ球を拾ったムサエフがエリア外からダイレクトシュートを狙ったが、惜しくも枠の上に外れてしまう。
両チームともに最後まで得点を狙ったが、ゴールは生まれることなくタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となった。
次節、C大阪は3月4日に敵地で浦和レッズと、磐田はホームでベガルタ仙台と対戦する。
【スコア】
C大阪 0-0 磐田
By サッカーキング編集部
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