2017明治安田生命J1リーグ第1節が25日に行われ、横浜F・マリノスと浦和レッズが対戦した。
ホームの横浜FMは中澤佑二や新主将の齋藤学らに加え、新加入の松原健、ミロシュ・デゲネク、ダビド・バブンスキーが開幕スタメンに名を連ねた。一方の浦和は21日に行われたAFCチャンピオンズリーグ、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦から3名を変更。柏木陽介、駒井善成、ラファエル・シルバが先発した。
2017シーズンのオープニングマッチとなった一戦、最初に決定機を迎えたのは横浜FMだった。4分、齋藤のマイナス気味のクロスにバブンスキーが左足で合わせたが、これはGK西川周作がブロック。対する浦和も6分、宇賀神友弥のクロスに青木拓矢が頭から飛び込んだが、GK飯倉大樹の好セーブに防がれた。
一進一退の攻防が続く中、13分に横浜FMが先制する。齋藤が左サイドを突破してラストパスを送ると、走り込んできたバブンスキーが左足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。
追いかける展開となった浦和は32分にラファエル・シルバ、39分には柏木がシュートを放つが枠を捉えられず。前半は横浜FMの1点リードで折り返す。
後半に入り63分、途中出場の関根貴大のクロスにラファエル・シルバが右足で押し込み1点を返すと、その2分後の65分には柏木のクロスにまたしてもラファエル・シルバが頭で合わせ、浦和がわずか3分間で逆転する。
対する横浜FMは86分にCKを得ると、ニアに走り込んだ途中出場のウーゴ・ヴィエイラが頭で叩き込み同点に追い付く。そして後半アディショナルタイムには齋藤が仕掛けてクロスを送ると、同じく途中出場の前田直輝が左足で逆転弾を流し込み、横浜FMが勝ち越しに成功する。
試合は3-2でタイムアップ。ホームの横浜FMが、昨季年間勝ち点1位の浦和を下した。
次節、横浜FMはニッパツ三ツ沢球技場で北海道コンサドーレ札幌と、浦和は埼玉スタジアム2002でセレッソ大阪と対戦する。
【得点者】
1-0 13分 ダビド・バブンスキー(横浜FM)
1-1 63分 ラファエル・シルバ(浦和)
1-2 65分 ラファエル・シルバ(浦和)
2-2 86分 ウーゴ・ヴィエイラ(横浜FM)
3-2 92分 前田直輝(横浜FM)