2017 JリーグDAZNニューイヤーカップ沖縄ラウンド第3戦が28日に行われ、FC琉球(J3)と北海道コンサドーレ札幌(J1)が対戦した。
琉球は22日に行われた第1戦でジェフユナイテッド千葉(J2)に3-1と快勝し、J2昇格を目指す新シーズン開幕に向け、順調なスタートを切った。対する札幌は25日に千葉と対戦し、スコアレスドローに終わった。琉球はMF富樫佑太やFW才藤龍治らが先発。札幌は新戦力のMF兵藤慎剛やMFキム・ミンテらがスターティングメンバーに名を連ねた。
前半は琉球が丁寧にボールを繋いで試合の主導権を握ったが、決定的なチャンスを作り出すまでは至らず、スコアレスで折り返した。
後半に入ると、ハーフタイムに8名を入れ替えた札幌が攻勢に出る。そして57分、左からのCKがゴール前に流れてGKが弾いたボールをジュリーニョが押し込み、先制に成功した。
さらに65分、ハーフウェイライン付近でボールを奪った札幌は、スルーパスでペナルティエリア左に抜け出した上原慎也が中央に折り返し、最後は菅大輝が左足で流し込んでリードを広げた。
追いかける琉球は76分、細かいパス交換で攻め込むと、エリア内右に流れたボールを上門知樹が左足でシュート。これがゴール左に決まり、1点差に詰め寄った。
終盤は同点を目指す琉球が敵陣に押し込んだが、ゴールを奪うことはできず、試合はこのまま2-1で終了のホイッスルを迎えた。
この結果、沖縄ラウンドは1勝1分けの札幌が勝ち点4で優勝。同3の琉球が2位、同1の千葉が3位となった。
【スコア】
FC琉球 1-2 北海道コンサドーレ札幌
【得点者】
0-1 57分 ジュリーニョ(札幌)
0-2 65分 菅大輝(札幌)
1-2 76分 上門知樹(琉球)