昨年途中からSC相模原でプレーした近藤祐介 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
AC長野パルセイロは16日、FW近藤祐介2016シーズンをもって現役を引退することとなったと発表した。
現在32歳の近藤は、2003年にFC東京でプロキャリアをスタート。しかし、3年間でレギュラー奪取には至らず、2006年にヴィッセル神戸へレンタル移籍した。すると、同年のJ2リーグ戦で10得点を記録し、チームのJ1昇格に貢献。翌シーズンも神戸へ残留し、J1リーグ戦31試合に出場した。
2008年にFC東京へ復帰した同選手だったが、思うように結果を出せず、2010年にコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)へ完全移籍。翌年にはリーグ戦38試合に出場し、再びJ1昇格を経験した。
その後、栃木SC、ギラヴァンツ北九州を経て2015年7月に長野へ加入。昨年途中からはSC相模原でプレーしていた。近藤はJ1通算96試合出場11得点、J2通算192試合31得点を記録した。
引退発表にあたって近藤は、「最終キャリアとなる、この長野で結果が出せなかったことは残念」と長野サポーターに対してコメント。その上で、「14年間支えていただいたみなさまには本当に感謝しております。これまでのサッカー選手生活で培った経験を糧に、今後も頑張っていきたいと思います。本当に今までありがとうございました」と感謝の言葉を残した。