地元である鹿児島でのプレーが決まったMF松下年宏 [写真]=Getty Images
横浜FC所属のMF松下年宏が、鹿児島ユナイテッドFCへ完全移籍することが決まった。両クラブが7日に発表している。
現在33歳の松下は、鹿児島県鹿児島市出身。鹿児島実業高校卒業後、2002年にガンバ大阪へ加入。ルーキーイヤーからJ1で5試合に出場するなど期待をされていたが、その後は定位置を確保するには至らず。2006年6月よりアルビレックス新潟に期限付き移籍し、2009年に同クラブへ完全移籍。同年にはJ1リーグ戦全試合に出場し4得点を記録した。その後、FC東京、ベガルタ仙台でのプレーを経て2014年に横浜FCに完全移籍で加入。同年はJ2で29試合出場5得点、翌2015年も35試合4得点と活躍していたが、昨季は10試合出場0得点に終わっていた。
退団にあたって、同選手は横浜FCの公式HPでファン・サポーターに感謝のメッセージを送っている。
「横浜FCでは3年間プレーさせて頂いて、目標はずっと『優勝』と言い続けてきました。しかし、その目標を果たすことができずにチームを離れることが、とても残念です。どんな時でも熱い応援をしてくださった横浜FCのサポーターの皆様には、感謝しかありません。幸せな3年間を、本当にありがとうございました」
また、鹿児島の公式HPでも挨拶のコメントを発表。地元クラブでのプレーに、気合が入っている様子だ。
「鹿児島ユナイテッドFCに移籍する事になりました、松下年宏です。このクラブは、鹿児島県民の夢と希望のつまったチームだと思っています。地元ではありますが、強い覚悟を持って帰ってきます。僕のやるべき事も分かっています。上のカテゴリーに上がることができるように、全力で頑張ります!鹿児島ユナイテッドFCに関わる全ての人たちと力を合わせて闘っていきましょう。よろしくお願いします」
By サッカーキング編集部
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