水戸の34歳MF兵働昭弘、甲府へ完全移籍「まだまだ成長、前進したい」

　水戸ホーリーホックに所属するMF兵働昭弘が、ヴァンフォーレ甲府へ完全移籍で加入することが決まった。両クラブが30日に発表した。

　兵働は1982年生まれの34歳。2005年に筑波大学から清水エスパルスへ加入し、2010年までプレーした。2011年に柏レイソルへ移籍した後、2012年からはジェフユナイテッド千葉でプレー。昨季は大分トリニータに所属し、今季は水戸に加入して明治安田生命J2リーグで全42試合中41試合に出場した。

　キャリア通算では、J1で168試合出場16ゴール、J2で180試合出場15ゴールを記録している兵働。甲府移籍により、自身6年ぶりとなるJ1でのプレーが実現する。

　移籍にあたり、兵働は水戸に対して以下のようにコメントしている。

「この度、ヴァンフォーレ甲府に移籍することを決断しました。1年間でしたが、監督始め、スタッフのみなさん、チームメイト、水戸に関わる関係者のみなさんと共に戦えたことを誇りに思います。素晴らしい人たちに恵まれました」

「また、サポーターのみなさん、ボランティアのみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです！皆さんのおかげで、熱く激しい試合がスタジアムでできています。バスが到着した時の声援、試合中の熱い応援が、自分を奮い立たせ、厳しい時も背中を押してくれました。良いときも悪いときも支えてくれて感謝です。もっと数多く勝利して、喜びを分かち合いたかったです。サポーターと選手の距離感が近いのも、水戸の素敵な所だと感じました」

「自分は、新しい環境でチャレンジします。限界を作らず、まだまだ成長、前進していきたいです。水戸のこれからの活躍を陰ながら応援しています。1年間、本当にありがとうございました」

［ニュース］兵働 昭弘選手 ヴァンフォーレ甲府へ完全移籍のお知らせ。https://t.co/qQsqZt6bX3 #mitohollyhock pic.twitter.com/yi1RGBoZW6

— 水戸ホーリーホック (@hollyhock_staff) December 30, 2016

　また、加入する甲府に対しては以下のようにメッセージを寄せている。

「初めまして。水戸ホーリーホックから移籍してきました兵働です。漢字間違えやすいんで、覚えてください。新しいチャレンジをする環境を与えてくれて、とても嬉しいですし、感謝の気持ちでいっぱいです」

「甲府は、自然豊かで雄大なイメージがあります。フルーツ、温泉も大好きなんで、とても楽しみです。その中で、自分が持っているものを全て出し、チームの勝利に貢献していきたいです。結果、内容を追求し、価値を高められるよう戦い抜きます！皆さんと共に戦える日を楽しみにしています。よろしくお願いします」

水戸ホーリーホックより兵働昭弘選手が完全移籍加入！安定感のあるテクニックを持つレフティで、ボランチや中盤の両サイドなど複数のポジションをこなすことができる経験豊富なプレーヤー！共に戦いましょう！
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— ヴァンフォーレ甲府 (@vfk_official) December 30, 2016