横浜FC一筋の小野瀬康介、山口移籍を決断「人生の中で一番考え悩んだ選択」

小野瀬康介

山口移籍を決断した横浜FCの小野瀬康介 [写真]=Getty Images

 横浜FCに所属するMF小野瀬康介が、レノファ山口FCに完全移籍で加入することが決まった。20日に両クラブが発表した。

 小野瀬は1993年生まれの23歳。横浜FCジュニアユース、ユースを経て、2011年にトップチームへ昇格した。下部組織から同クラブ一筋で、トップチーム昇格後の6シーズンでJ2通算126試合出場10ゴールを記録。今季は明治安田生命J2リーグで30試合出場4ゴールだった。

 移籍にあたり、小野瀬は横浜FCの公式HPにて以下のようにコメントしている。

「今回レノファ山口FCへ完全移籍することになりました。横浜FCのアカデミーで育ててもらい、憧れだったプロサッカー選手になりニッパツ三ツ沢球技場のピッチでサポーターの皆さんをはじめ横浜FCを支えてくださる多くの皆さんと戦えることは誇りでした。横浜FCで過ごしてきた時間の中で最高の先輩、仲間、スタッフと出会い、プロサッカー選手として様々なことを経験させてもらったことに心から感謝しています。嬉しかったこと、悔しかったこと、楽しかったこと、辛かったこと、言葉では言い表せないほどの思い出がたくさんあります」

「新しいチームでの挑戦を選択するにあたり、今までの人生の中で一番考え悩んだ選択でしたが、今よりも厳しい環境で自分の力を試してみたいという気持ちが強くなり、移籍を決めました。来シーズンからは違うチームで戦うことになりますが、横浜FCは自分の中に一生、生き続けています。また成長した小野瀬康介を皆さんに見ていただけるよう頑張っていきます。ありがとうございました」

 加入する山口に対しては、以下のようにコメントしている。

「来シーズンからレノファ山口FCに加入することになりました小野瀬康介です。新しい環境での挑戦をとても楽しみにしています。チームの勝利のために全力で闘いますので応援よろしくお願いします」

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