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京都の32歳FW矢島卓郎、現役引退を発表…川崎、清水、横浜FMでもプレー

2016.12.11

今季から京都でプレーしていたFW矢島卓郎 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 京都サンガF.C.は11日、FW矢島卓郎が今季限りで引退することを発表した。

 現在32歳の矢島は早稲田大学在学中、2004年から2005年は特別指定選手として川崎でプレーし、2006年に清水エスパルスに入団した。2009年から川崎に復帰し、5シーズン在籍。その後横浜F・マリノスを経て、今季から京都に加入した。


 同選手は、J1通算176試合出場38ゴールを記録。2016明治安田生命J2リーグでは、12試合1得点にとどまっていた。

 現役引退に際し矢島は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「今シーズン限りで現役を引退することにしました。在籍させていただいた全てのチームで、本当にたくさんの人にお世話になりました。監督、コーチ、チームメイト、現場だけではなく裏でチームを支えてくれている関係者の方々に恵まれ、どのチームでも素晴らしいサポーターの後押しをいただきプレーさせていただけたこと、本当に感謝しています」

「ケガが多かった僕にすごく長い時間を割き、共に苦労していただいた各チームのメディカルスタッフの皆さん、手のかかる選手ですみませんでした。本当にありがとうございました。また、1番近くで支え続けてくれた妻、いつも僕に元気をくれる娘、息子、サッカーを続けさせてくれた両親にも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。これからは選手とは違う立場で、自分を育ててくれたサッカー、そしてお世話になった人達に恩返しができるように努力していきます。プロサッカー選手として11年間、ありがとうございました」

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