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北九州FW大島秀夫、現役引退を決断…J1とJ2で計98ゴールの36歳

2016.12.09

現役引退を発表した北九州FW大島秀夫(写真は2014年) [写真]=Getty Images

 ギラヴァンツ北九州は9日、FW大島秀夫が今季限りで現役を引退すると発表した。

 大島は1980年生まれの36歳。前橋育英高校から1998年に横浜フリューゲルスに加入し、2000年に京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)へ移籍した。2001年からはモンテディオ山形でプレーし、2004シーズンにはJ2で22ゴールを記録。2005年からは横浜F・マリノスでプレーし、2007年にはJ1で14ゴールを挙げた。


 2008シーズン限りで横浜FMを退団した後は、アルビレックス新潟やジェフユナイテッド千葉、コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)でプレー。2013年から北九州に所属していた。

 北九州での4年目となった今季は明治安田生命J2リーグで11試合に出場。キャリア通算では、J1で208試合出場42ゴール、J2で286試合出場56ゴールを記録した。J1とJ2合わせて98ゴールを挙げた。

 現役引退にあたって、大島は以下のようにコメントしている。

「今シーズン限りで現役を引退することに決めました。ギラヴァンツ北九州の選手、スタッフ、会社の皆さん、ファン、サポーターの皆さん、4年間ありがとうございました。J3降格という形でチームを去るのは残念で悔しくてたまりません」

「ただ4年間、大した結果は残せませんでしたが、自分らしく一生懸命1日1日やり切りました。自分のやって来たことが、ほんの少しでも何かの意味を持って、それがギラヴァンツのために還元されてくれていたら幸いです」

「足も遅い、体力もない自分が19年もプロサッカー選手を続けられたのも、今までお世話になった監督、コーチなど指導者の皆さん、素晴らしいチームメイト、チーム関係者の皆さん、いろいろな形で僕を支えていただき応援してくださった皆さんに巡り会えたおかげです。本当に多くの素晴らしい出会いに感謝します」

「また、どんな時もパワーを与えてくれた子供たち、そして、いろいろな苦労をかけたけど、それでも多くのことを犠牲にしながらどんな時も近くで支えてくれた妻に感謝します。素晴らしい19年間をありがとうございました。これからは今までの経験を活かし、新しい道で頑張って行きたいと思います。ありがとうございました!」

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