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木山新体制で再起を図る山形、FWディエゴら5選手の退団を発表

2016.12.08

今季限りでの退団が発表された山形FWディエゴ [写真]=Kaz Photography/Getty Images

 モンテディオ山形は8日、MFアルセウ、FWディエゴ・ローサ、FWディエゴの3選手の契約満了と、期限付き移籍で加入していたMF梅鉢貴秀と元日本代表FW大黒将志の両選手の移籍期間満了を発表した。

 アルセウは1984年5月7日生まれの32歳。柏レイソル、北海道コンサドーレ札幌を経て2015年から山形でプレーしていた。今季の明治安田生命J2リーグでは37試合出場で1得点だった。明治安田生命J1リーグでは通算60試合出場3得点、J2では通算43試合出場1得点の成績を残している。なお、退団にあたってのコメントは発表されていない。


 ディエゴ・ローサは1989年3月23日生まれの27歳。ブラジル国内のクラブを渡り歩き、今季から山形でプレーしていたがわずか1年での退団となった。今季はJ2で17試合出場1得点だった。アルセウ同様、退団に際してのコメントは発表されていない。

 1984年3月22日生まれの32歳であるディエゴは、柏や東京ヴェルデイなどで活躍したのち、2014年に山形へ加入。2015年にはJ1で10得点を挙げる活躍を見せていた。今季もJ2で40試合に出場し8ゴールをマークしていたが、山形を去ることとなった。上記2選手と同様に、退団にあたってのコメントは発表されていない。

 今季、鹿島アントラーズから期限付き移籍で山形に加入していた梅鉢は、1992年6月8日生まれの24歳。4試合の出場で無得点に終わった同選手は、「当初掲げていた目標からかけ離れた成績になったことに申し訳なく思っています。第2節の愛媛戦で失点に絡んでから出場できなくなり、変えるべきところと変えてはいけないところを考え続けてきた中で、自分のプレーが変わっていくのを感じていましたが、2度あった先発のチャンスで結果を残せなかった自分の力不足を感じています。初先発の岡山戦ではホームでたくさんのサポーターの皆さんが暖かく、そして力強く後押ししてくれたことが僕にとって大きな支えとなりました。残留争いという苦しい一年でしたが、クラブに関わる全ての人の支えの中でプレーすることが出来たことに感謝しています。一年間本当にありがとうございました。いつかモンテディオに来て良かったと言えるようなサッカー人生が送れるように努めたいと思います」と今後の活躍を誓っている。

 かつて日本代表でも活躍した大黒は、1980年5月4日生まれの36歳。今季、京都サンガF.C.から期限付き移籍で山形に加入していた。今季は26試合で9ゴールの活躍を見せたが、1年で山形を退団することになった。大黒は、「選手、監督、コーチングスタッフ、フロントやスタッフの皆さん、そしてサポーターの皆さん、その全員に感謝しています!1年間お世話になりまして本当にありがとうございました!山形県の皆さんにも良くしていただき、本当に楽しく過ごすことが出来ました。来季山形がJ1昇格できることを願っています。また会える日を楽しみにしています。本当にありがとうございました!」とファンへの感謝の気持ちを述べている。

 山形は、すでに今季限りでの石崎信弘監督の退任と木山隆之氏の来季監督就任を発表している。

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