今季5位の京都、来季の新監督に布部陽功氏が就任「ミッションはJ1昇格」

昨季は柏でヘッドコーチを務めていた布部氏(左) [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 京都サンガF.C.は7日、2017シーズンの新監督に布部陽功氏が就任することを発表した。

 京都は今季、2016明治安田生命J2リーグで18勝15分け9敗、勝ち点「69」で5位に入り、J1昇格プレーオフに進出。しかし、準決勝で4位のC大阪と1-1で引き分け、大会規定によって敗退が決まっていた。

 今月6日には、2015年7月から京都の指揮官を務めていた石丸清隆監督を解任。平井直人GKコーチと古邊考功フィジカルコーチも退任することが決まっていた。

 新監督に就任する布部氏は、1973年生まれの43歳。選手時代はヴェルディ川崎(現在の東京ヴェルディ)、ジュビロ磐田、セレッソ大阪などでプレーした。現役引退後は、アビスパ福岡や柏レイソルでコーチなどを歴任し、昨季は柏のトップチームのヘッドコーチを務めていた。

 布部氏は就任に際し、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「来シーズンから指揮をとることになりました布部です。監督経験はありませんが、私が今まで学んできた事すべてをぶつけて、チームを作っていこうと思います。チームから与えられたミッションはJ1昇格です。必ず実現させるために、応援してくださる京都の皆様のために、全力を尽くします。同じ目標に向かって頑張る選手たちの姿をみて、ぜひ大きな声援を送ってください。これから宜しくお願いいたします」

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