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J2残留の金沢…柳下正明氏が新監督、和田昌裕氏が強化・アカデミー本部長に就任

2016.12.06

金沢の新監督に就任した柳下正明氏、強化・アカデミー本部長の和田昌裕氏(左から) [写真]=Getty Images

 ツエーゲン金沢は6日、来季の新監督として柳下正明氏の就任が決まったと発表した。

 柳下氏は1960年生まれの56歳。選手時代はヤマハ発動機でプレーし、現役引退後は指導者に転身した。1993年からジュビロ磐田でサテライトチームのコーチや監督、トップチームのコーチを歴任。2003年にはトップチームの指揮を執った。翌2004年から2006年まではコンサドーレ札幌の監督を務め、2007年には磐田へ復帰してコーチに就任。2009年からは再び同クラブの監督を務めた。


 そして2012年、アルビレックス新潟の監督に就任。同クラブでは4シーズンに渡って指揮を執り、2015シーズンをもって退任となった。

 柳下新監督は就任にあたり、以下のようにコメントしている。

ツエーゲン金沢からオファーをいただき、感謝しております。攻撃も守備も自分たちからアクションを起こすスタイルを構築し、ゴール前でのシーンを増やして、石川県の皆様に応援してもらえるようなサッカーを目指します。サポーターの皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします」

 金沢は今季、明治安田生命J2リーグで8勝15分け19敗、勝ち点39で21位フィニッシュ。最終節で北海道コンサドーレ札幌と引き分けたことで最下位を脱出し、J3への自動降格を回避した。J3で2位に入った栃木SCとのJ2・J3入れ替え戦を2試合合計3-0で制し、退任が決まっていた森下仁之監督の下でJ2残留を決めている。

 なお金沢は6日、和田昌裕氏が強化・アカデミー本部長に就任すると併せて発表。現在51歳の同氏は、ヴィッセル神戸や京都サンガF.C.のほか、そしてタイ・プレミアリーグの3クラブで指揮を執った経験を持つ。

 強化・アカデミー本部長就任にあたって、和田氏は以下のようにコメントしている。

「この度、お世話になることになりました和田でございます。クラブが益々発展するように微力ながら全力を注いでいきたいと思います。トップチームを強化していくためには、アカデミーは大変重要です。ツエーゲン金沢が、近い将来J1に昇格することを信じて、みなさんと一緒に頑張りたいと思います。宜しくお願いします」

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