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柿谷が値千金の先制弾…C大阪、終盤に失点も京都とドローでPO決勝へ

2016.11.27

得点を決めた柿谷 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 J1昇格プレーオフ準決勝が27日に行われ、2016明治安田生命J2リーグ4位のセレッソ大阪と同5位の京都サンガF.C.が対戦した。

 J1昇格プレーオフはリーグ戦上位クラブのホームで行う一発勝負。90分で引き分けの場合は、年間順位が上位のクラブを勝者とする。ホームのC大阪はスタメンにMF山口蛍、FW柿谷曜一朗、FW杉本健勇らを起用。一方、勝利が絶対の京都はGK菅野孝憲、FWエスクデロ競飛王らが先発した。


 ファーストシュートはC大阪。2分、柿谷がセンターサークル付近でボールを受けると、ドリブルで持ち運び左足でシュートを放った。しかしボールはポスト右へ外れる。

 それでも13分、C大阪はピッチ中央でボールを持ったソウザが右足でミドルシュート。これはGK菅野に防がれるが、こぼれ球にいち早く反応した柿谷が押し込み、ネットを揺らした。

 1点を追う京都は23分、左サイドでボールを持ったエスクデロが中央へカットインし、右足を振りぬく。しかしボールはポスト右へ外れ、得点には至らなかった。C大阪の1点リードで前半を終える。

 後半に突入して47分、C大阪は右サイドからソウザがクロスボールを供給。これをファーサイドの丸橋祐介が合わせるがDF高橋祐治が頭でかきだし、失点を逃れた。

 同点を目指す京都は59分、右サイドでセカンドボールを拾ったダニエル・ロビーニョがそのまま右足でロングシュート。しかしシュートは枠をとらえることができない。

 その後も両チーム激しい攻防が続き、J1昇格への気持ちがぶつかり合う。

 すると76分、C大阪はエリア内中央でフリーとなったソウザが、横パスをダイレクトシュート。しかし強烈なシュートをGK菅野がビッグセーブで防ぎ、チームを救った。

 83分、京都はエリア内でエスクデロが中央へ切り込み右足でシュート。しかしGKキム・ジンヒョンが素早くボールに反応し、ゴールを死守した。

 それでも90分、京都はロングボールを頭でつなぎ、最後はエリア内でフリーの有田光希がゴールに押し込んだ。試合は同点となる。

 しかし、試合はこのまま1-1でタイムアップ。ドローに終わったため、C大阪が決勝進出を決めた。

【スコア】
セレッソ大阪 1-1 京都サンガF.C.

【得点者】
1-0 13分 柿谷曜一朗(C大阪)
1-1 90分 有田光希(京都)

スポナビライブ

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