川崎フロンターレへの残留を表明した小林悠 [写真]=Getty Images
川崎フロンターレに所属するFW小林悠が、来季のクラブ残留を表明した。
小林は26日に自身の公式ブログを更新。その中で「報道などでご心配おかけしていましたが、小林悠は川崎フロンターレとの契約を延長することにしました」と残留を表明し、決断の理由などについて綴っている。
残留の最も大きな決め手となったのは、サポーターの存在だという。小林は「2010年にフロンターレに入って以来、試合に出れない時も常にそばで温かい言葉をかけていただき支えてもらってきました。皆さんの声に苦しい時も助けられました。等々力のあの雰囲気のおかげで頑張ってこれました」とファンへの感謝を表し、「今回皆さんから何度も何度も強く僕が必要だと言ってもらいました。クラブハウスにまで駆けつけてくださり、大きなメッセージ幕を見た時、心に大きく響きました」とエピソードを披露している。
今季、明治安田生命J1リーグでチームトップタイとなる15ゴールを挙げた小林。しかし、左ハムストリングの肉離れにより明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝への出場は叶わなかった。同選手不在の中で川崎は鹿島アントラーズに敗れ、年間優勝を逃している。
小林は「先日のチャンピオンシップではチームの力になれなくて不甲斐ない気持ちでいっぱいでした。その時に思いました。やっぱり僕はフロンターレでタイトルがとりたいんだな…と。他のチームでとっても意味がないとその時に強く思いました」と負傷離脱中の心境について明かし、「この悔しさはやはりピッチでしか晴らすことが出来ないと思います。まずはしっかりとリハビリをし、次の天皇杯に出れるよう準備をしていきます。サポーターの皆さんも共に戦ってください」と決意表明した。
川崎は天皇杯の準々決勝に勝ち残っており、12月24日にFC東京と対戦する。
By サッカーキング編集部
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