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年間勝ち点3位の鹿島が逆転Vへ前進…敵地で川崎撃破!浦和の待つ決勝へ

2016.11.23

鹿島が金崎のゴールで川崎を下した [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ準決勝が23日に行われ、川崎フロンターレ鹿島アントラーズが対戦した。

 2016明治安田生命J1リーグで年間勝点2位の川崎が、同3位でファーストステージ覇者の鹿島をホーム・等々力競技場に迎えて行われる一戦。この一発勝負を制したチームが、セカンドステージ王者で年間勝点1位の浦和レッズが待つ決勝へと駒を進める。


 ホームアドバンテージに加え、引き分けでも勝ち抜けとなる川崎はFW小林悠、MF大島僚太がメンバー外、MF中村憲剛がベンチスタートとなり、先発にはMF三好康児やFW大久保嘉人らが名を連ねた。一方、勝利が必要な鹿島は、MF柴崎岳がメンバーから外れ、MF永木亮太やMF小笠原満男、FW金崎夢生らが先発起用された。

 ファーストシュートは川崎。3分、相手CKを拾ってカウンターを仕掛けると、右に流れた長谷川竜也のクロスに大久保が右足ボレーで合わせたが、ここはジャストミートすることができず、枠の上に外れた。

 その川崎は21分にアクシデントに見舞われる。ディフェンスラインの裏に抜けたボールを追いかけた長谷川が左足ハムストリングを痛めて負傷退場。代わって中村が投入された。直後の22分、中村からパスを受けた大久保がミドルレンジから右足を振り抜いたが、このシュートはGKの正面に飛んだ。

 一方の鹿島は23分、ペナルティエリア手前左からドリブルを仕掛けたファブリシオがDFをかわして右足ミドル。しかし枠の左を捉えたシュートはGKチョン・ソンリョンが弾き返した。

 45分には鹿島がエリア手前左の好位置でFKを獲得したが、永木が右足で放ったシュートは枠の左へ逸れた。前半はこのままスコアレスで折り返す。

 試合が動いたのは後半立ち上がりの50分。左サイド深いところから山本脩斗が左足で折り返すと、中央に走り込んだ金崎がダイビングヘッドでゴール右に決めて、鹿島が先制に成功した。

 追いかける立場となった川崎は59分、三好からのパスでエリア内左に抜け出した中村がキックフェイントでDFをかわし、右足でシュート。しかしここはわずかに枠の左へ外れた。

 川崎は67分、田坂祐介に代えて登里享平を投入。交代直後にはエリア内右で大久保からパスを受けた中村が左足ダイレクトで狙ったが、ここも枠を捉えることはできなかった。

 逃げ切りを図る鹿島は75分、ファブリシオに代えて三竿健斗を投入。一方の川崎は77分、板倉滉を下げて森本貴幸とピッチへ送り出す。

 88分、川崎はロングボールでエリア内左に抜け出した登里が左足でシュートを放ったが、DFのブロックに阻まれ得点とはならない。アディショナルタイムも川崎が攻め続けたが、鹿島が最後までしっかり守り切り、試合はこのまま1-0で終了。勝利を収めた鹿島が浦和の待つ決勝へ駒を進めた。

 チャンピオンシップ決勝は第1戦が29日、第2戦が12月3日に行われる。

【スコア】
川崎フロンターレ 0-1 鹿島アントラーズ

【得点者】
0-1 50分 金崎夢生(鹿島)

プレミアリーグ

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