今季限りでの退任が決まった愛媛の木山隆之監督（写真は2015年） [写真]＝Getty Images
愛媛FCは18日、木山隆之監督が今シーズン限りで退任することが決まったと発表した。
木山監督は1972年生まれの44歳。選手時代はガンバ大阪やコンサドーレ札幌（現・北海道コンサドーレ札幌）、水戸ホーリーホックでプレーした。指導者転身後、2008年から3シーズンに渡って水戸を指揮。清水エスパルスのヘッドコーチ、ジェフユナイテッド千葉の監督を経て、2013年から2年間はヴィッセル神戸のコーチを務めた。
そして2015年、愛媛FCの監督に就任。1年目の昨シーズンは明治安田生命J2リーグを19勝8分け15敗の5位で終え、クラブ史上初のJ1昇格プレーオフ進出を果たす。プレーオフ準決勝では4位のセレッソ大阪とスコアレスドローに終わり、規定によって敗退となった。今シーズンはJ2第41節終了時点で12勝20分け9敗の10位。2年連続のプレーオフ進出とはならなかった。
退任にあたり、木山監督は以下のようにコメントしている。
「このたび、今シーズン限りで愛媛FC監督を退任することとなりました。愛媛FCで指揮を執ったこの2年間はあっという間でしたが、その中でこれまで愛媛FCが経験したことのない様々なことをチームと一緒に経験できたことは、私にとっても大きな財産です。これまで一緒に戦ってくれた選手、スタッフ、そして私を監督として指名してくれたクラブには心から感謝しております」
「また、いつもスタジアムをオレンジ色に染め、私たちを後押ししてくれたファン、サポーターの皆様にも心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。私はチームを去りますが、来シーズン以降の愛媛FCの飛躍を心から願っております。2年間本当にありがとうございました」
愛媛は20日、今シーズンの最終戦となるJ2第42節でFC町田ゼルビアと対戦。木山監督がホームで最後の指揮に臨む。
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— 愛媛FC (@ehime_fc) November 18, 2016
By サッカーキング編集部
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