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“恋に落ちた”名古屋にエール…退団の安田「トヨタの皆さん、安全運転でJ1へ!」

2016.11.13

ファン感謝デーでスピーチを行う安田 [写真]=三浦彩乃

 名古屋グランパスは12日、ファン感謝デー「LOVE GRAMPUS Festa 2016」を豊田スタジアムにて開催した。

 名古屋は今シーズンの明治安田生命J1リーグを年間勝ち点16位で終え、クラブ史上初のJ2降格が決定。6日にボスコ・ジュロヴスキー監督、7日に元日本代表DF田中マルクス闘莉王、そして10日には9選手との契約満了を発表した。代表取締役社長を務めていた久米一正氏、代表取締役専務の中林尚夫氏も辞任することとなり、クラブは変革の時を迎えている。


 12日の同イベントでは、退団選手のセレモニーが実施された。契約満了となったのは闘莉王のほか、DF竹内彬、MF小川佳純、MFイ・スンヒ、MF明神智和、FW野田隆之介、GK西村弘司、MF森勇人、DF安田理大、FWグスタボの計10選手。各選手は壇上にてファン・サポーターにメッセージを伝えている。

 以下、安田のコメント。

「皆さん、こんにちは。1年間ありがとうございました。名古屋グランパスはJ2に落ちました。そして僕、安田理大は、名古屋グランパスに恋に落ちました。うまい! 来年J1昇格に向けて一緒に戦えないのはすごい残念ですけど、どこに行っても名古屋グランパスのことは応援しています。名古屋グランパスのお偉いさん、つまりトヨタの皆さん。これ以上事故のないように、安全運転でJ1まで導いてください。本当にありがとうございました。本当に、ありがとうございました」

 海外でのプレー経験もある28歳の安田は、ヴィッセル神戸を退団して今年1月に名古屋へ加入。今季はJ1で26試合に出場していた。

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