2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第12節が17日に各地で行われた。
セカンドステージと年間順位で首位に立つ川崎フロンターレは、敵地で大宮アルディージャと激突した。試合はFW大久保嘉人が退場処分となって数的不利の川崎が1点リードで終盤に突入する。しかし、84分にFW家長昭博、89分にMF江坂任が得点を挙げた大宮が土壇場で逆転し、勝ち点3ポイントを獲得。川崎は痛恨の黒星を喫することとなった。
その川崎を追う2位浦和レッズは、先制点を奪われながらも試合終盤にFW李忠成やFW興梠慎三の得点などで逆転。そのまま勝利をつかみ、川崎と入れ替わってステージ単独首位に浮上した。
セカンドステージ優勝を目指す4位ヴィッセル神戸と5位柏レイソルの上位対決は、CKから先制点を奪った柏が優位に試合を進める。それでも88分、FWレアンドロが古巣相手にミドルシュートを叩き込み同点に。痛み分けとなった。
また、湘南ベルマーレは同じく残留を争うアビスパ福岡に完封負け。セカンドステージ第3節のサガン鳥栖戦から続く連敗は10に達した。
結果は以下のとおり。
■J1 2nd第11節結果
▼横浜F・マリノス 3-1 アルビレックス新潟
得点
1-0 29分 兵藤慎剛(横浜FM)
2-0 48分 中町公祐(横浜FM)
2-1 67分 ラファエル・シルバ(新潟)
3-1 70分 前田直輝(横浜FM)
▼ヴァンフォーレ甲府 1-1 ベガルタ仙台
得点
1-0 24分 山本英臣(甲府)
1-1 37分 西村拓真(仙台)
▼大宮アルディージャ 3-2 川崎フロンターレ
得点
1-0 44分 家長昭博(大宮)
1-1 63分 中村憲剛(川崎)
1-2 81分 小林悠(川崎)
2-2 84分 家長昭博(大宮)
3-2 89分 江坂任(大宮)
▼鹿島アントラーズ 3-0 ジュビロ磐田
得点
1-0 25分 昌子源(鹿島)
2-0 74分 鈴木優磨(鹿島)
3-0 77分 ジェイ(OG)(鹿島)
▼FC東京 1-3 浦和レッズ
得点
1-0 48分 森重真人(FC東京)
1-1 77分 李忠成(浦和)
1-2 85分 東慶悟(OG)(浦和)
1-3 87分 興梠慎三(浦和)
▼湘南ベルマーレ 0-2 アビスパ福岡
得点
0-1 3分 金森健志(福岡)
0-2 15分 平井将生(福岡)
▼ヴィッセル神戸 1-1 柏レイソル
得点
0-1 23分 中谷進之介(柏)
1-1 88分 レアンドロ(神戸)
▼サガン鳥栖 2-3 サンフレッチェ広島
得点
0-1 34分 塩谷司(広島)
0-2 57分 ピーター・ウタカ(広島)
0-3 62分 茶島雄介(広島)
1-3 71分 谷口博之(鳥栖)
2-3 77分 金民友(鳥栖)
▼名古屋グランパス 1-3 ガンバ大阪
得点
0-1 27分 大森晃太郎(G大阪)
1-1 41分 永井謙佑(名古屋)
1-2 65分 アデミウソン(G大阪)
1-3 90+1分 井手口陽介(G大阪)
■J1 2nd第11節順位表(カッコ内の順位は年間順位)
1位 浦和(2位)(勝ち点28/得失点差14)
2位 G大阪(4位)(勝ち点26/得失点10)
3位 川崎(1位)(勝ち点25/得失点11)
4位 横浜FM(8位)(勝ち点23/得失点10)
5位 神戸(9位)(勝ち点23/得失点8)
6位 柏(6位)(勝ち点23/得失点6)
7位 鳥栖(11位)(勝ち点21/得失点3)
8位 広島(5位)(勝ち点20/得失点6)
9位 大宮(7位)(勝ち点20/得失点3)
10位 鹿島(3位)(勝ち点17/得失点3)
11位 FC東京(10位)(勝ち点16/得失点-2)
12位 仙台(12位)(勝ち点14/得失点-5)
13位 甲府(14位)(勝ち点13/得失点-7)
14位 新潟(15位)(勝ち点9/得失点-5)
15位 磐田(13位)(勝ち点8/得失点-10)
16位 福岡(17位)(勝ち点8/得失点-10)
17位 名古屋(16位)(勝ち点6/得失点-16)
18位 湘南(18位)(勝ち点3/得失点-19)
■J1 2nd第13節対戦カード
仙台 vs 名古屋
福岡 vs 神戸
浦和 vs 広島
磐田 vs 湘南
G大阪 vs FC東京
新潟 vs 鹿島
大宮 vs 鳥栖
柏 vs 甲府
川崎 vs 横浜FM