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【予想スタメン】残留に向けて落とせない戦いが続く名古屋、9戦無敗の浦和を迎える

2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第8節
8月13日 18:00 名古屋グランパス vs 浦和レッズ(@豊田スタジアム)

■名古屋グランパス 田口が先発復帰濃厚、カウンターから得点を狙う

 リーグ戦15戦未勝利で、ついに残り10戦の節目を迎えた。残留ラインと目される年間勝ち点35~40まではおよそ6勝分の勝ち点が必要で、チームが置かれた現状はもはや1敗たりとも許されない厳しいものとなってきた。今節の相手は浦和と依然として厳しい巡り合わせは続くが、戦って勝つしかないチームには良い意味での割り切りも生まれてきている。

 まずは守備から入り、無失点を目指すというのは名古屋の共通理解となり、前線の3人を走らせるカウンターへの意識も定まった。遅攻としてはサイド攻撃を基軸とすることを確認しており、シンプルだがソリッドな戦い方で、名古屋は生き残りを懸けた戦いに挑む。

 今週の練習では新参謀として加入したジュロヴスキーコーチがついに指導を始め、練習メニューも含めた目新しさがチームに活気を与えてもいる。前節で復帰を果たした田口泰士はシャドーでのスタメン起用が濃厚で、盟友の永井謙佑との前線のコンビには得点の匂いも漂ってきた。田口が復帰したことで、松田力とシモビッチを控えに置けるメリットも生まれ、川又堅碁もベンチ入りすればサブメンバーは豪華絢爛。試合を変える存在を多く持てることは小倉隆史GM兼監督にとっても采配のしがいがあるところだろう。

 ただ一方で、前節では浦和と同じシステムを操るサンフレッチェ広島に完敗しており、5-4-1で浦和と戦う上での不安要素は拭えないところ。ここ数試合で特に顕在化してきた個の判断力の薄れも、こと浦和相手では大きな問題となってくる。また永井を先頭に置く戦い方をするにあたっては、シモビッチの使い方もやや難しくなる。速いカウンターには適さない選手をどのように使っていくのかは、良くも悪くも投入後の変化に注目といったところだ。そうした面では、指揮官の采配が勝敗に占める割合も、おのずと大きくなってくる試合でもある。(今井雄一朗)

■浦和レッズ 取りこぼしの許されない一戦、名古屋の個の力に要注意

 浦和は現在リーグ戦9試合負けなし、しかも内訳は8勝1分という圧倒的な勝率で突っ走っている。ただ、2ndステージ制覇と年間順位の両方でトップを争うライバルの川崎フロンターレも結果を残している。名古屋はポテンシャルの高い選手がそろっているものの、個が組織として機能しておらず下位に沈んでいる。翌週には川崎との天王山を控えているだけに、浦和にとって名古屋は取りこぼしが許されない相手という意味合いが強い。

 降格の影もちらつく名古屋は、失点を防ぐことを最優先して最近は5バックにフォーメーションを変えているが、浦和は前々節のヴァンフォーレ甲府、前節の湘南ベルマーレと5バックの戦術を磨いてきた曲者の守備を攻略している。今週の練習でも名古屋を意識したトレーニングをしており、崩しのイメージはできている。

 また、リオ五輪参加による興梠慎三不在の穴は顕在化しておらず、李忠成、武藤雄樹といった主力組が気を吐いている。特に武藤はここ4試合4得点と数字を残しており、一時の不調から脱した感がある。

 総合力で言えば浦和の優位性は揺るがないが、やはりそれでも名古屋の個の力は侮れない。特に永井謙佑のスピードは常に警戒する必要がある。浦和は俊足アタッカーに手を焼く傾向があるし、湘南戦では裏への一発のパスから失点しているだけに一層の集中が求められる。それからシモビッチの高さ、セットプレーもやはり気をつけたい。ただ、逆に言えば、そういった一発さえケアしておけば、大やけどする可能性は低いだろう。(totoONE編集部)

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