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【予想スタメン】離脱者続出の広島、超攻撃的システムを採用…引いて守る甲府の守備を崩せるか

2トップで先発出場が濃厚の広島FW佐藤寿人(左)、FWピーター・ウタカ [写真]=Getty Images

2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第17節
6月25日 19:00 ヴァンフォーレ甲府 vs サンフレッチェ広島(@山梨中銀スタジアム)

ヴァンフォーレ甲府 17位に転落しエースの移籍も決定、今節から守備の要を担う土屋が復帰か

 リーグ戦第15節のアビスパ福岡戦でモノにした9試合ぶりの勝利を、上昇への弾みにしたかったのだが、第16節のベガルタ仙台戦は消極的なゲーム運びで逆転負け。僅差ながら、降格圏の17位に落ち、攻撃の中心であるクリスティアーノの柏レイソル移籍も決定。さらなる戦力の入れ替えも噂されるなど、にわかにチームの周辺が慌ただしくなってきた。

 迎える広島との一戦。けが人の多さはお互い様だが、甲府は土屋征夫のスタメン復帰が濃厚。吉野峻光も状態を上げてきている。また、青山敏弘の創造性あふれるパスには、何度も痛い目に遭ってきただけに、彼の不在で甲府守備陣の悩みの種は一つ減るはずだ。

 佐久間悟GM兼監督は、広島について「攻守にオーガナイズされ、ポジションごとに明確なタスクがあるから、選手が入れ替わっても力を発揮できる。たぶん前半は積極的で、先制したらゆっくりと守ってくる」と分析する。その一方で「去年のホームの対戦では、前半にスーパーゴールを決められて敗れはしたけど、後半は甲府が圧倒できた。決定機も3、4回作ることができていた」と言い、「ピーター・ウタカが守備をしないため、今年の広島は全体的に中途半端になっている印象を受ける。そこを突かない手はない」と、攻略策を思いめぐらす。

 これまで甲府は通算6シーズン、J1を戦ってきたが、J2に降格した2007年、2011年でさえ、シーズン前半17試合を終えた時点での勝ち点は「17」あった。現在の勝ち点は「15」。シーズン前半の勝ち点が過去最少の「14」だった2012年には後半戦で巻き返し、残留を成し遂げた実績があるとはいえ、やはりこの1stステージ最終節でしっかりと勝利して、勝ち点を「18」まで伸ばしておきたい。(渡辺功)

■甲府予想スタメン
5-4-1
GK
河田晃兵
DF
田中佑昌
橋爪勇樹
土屋征夫
畑尾大翔
松橋優
MF
ビリー・セレスキー
黒木聖仁
クリスティアーノ
稲垣祥
FW
チュカ

サンフレッチェ広島 前節の浦和戦は佐藤が3カ月ぶりに得点を記録、新システムが機能し攻撃力向上

 リーグ戦第16節の浦和レッズ戦で先制、逆転、再逆転という劇的な展開で勝利した事実は、青山敏弘をして「これが(浮上への)良いきっかけになるかも」と語らせたほどのインパクトが存在した。これまでピーター・ウタカだけがゴールゲッターとして目立っていた広島だったが、浦和戦では塩谷司の2得点をはじめ、柴崎晃誠、佐藤寿人とゴールを重ねたことも大きな収穫。特に佐藤は、エースとして約3カ月ぶりの得点を記録しただけでなく、途中出場の選手としては浅野拓磨に次いで2人目のゴールという意味でも、広島にとっては意味深い。

 その逆転劇の起爆剤となったのは、佐藤投入とともに森保一監督がシフトチェンジした3-1-4-2のシステム。丸谷拓也をアンカーに置き、柴崎と浅野をトップ下に配置して、その前にウタカと佐藤の2トップ。この超攻撃的なフォーメーションが浦和守備陣の混乱を誘い、勝利を呼び込んだのだ。

 指揮官は、甲府戦ではスタートからこの形を採用する可能性を示唆した。守備にリスクを伴う形なのは自明だが、トップ下を務める浅野は「難しい部分もあるが、練習で修正できている。コミュニケーションを取れば問題ないと思うし、攻撃では人数をかけやすい」と手応えを感じていた。

 水本裕貴、佐々木翔といった主力の負傷離脱によって生まれた穴を見事に埋めた宮原和也が、今節は出場停止。また、浦和戦で右足を負傷して交代した青山も右ハムストリングス筋損傷により、全治4週間と長期離脱が確定した。だが、それはここまで出場機会がなかった選手たちにとってはチャンス。高いモチベーションを持って、甲府との戦いに挑む。(紫熊倶楽部 中野和也)

■広島予想スタメン
3-5-2
GK
林卓人
DF
塩谷司
千葉和彦
森崎和幸
MF
丸谷拓也
柏好文
浅野拓磨
柴崎晃誠
清水航平
FW
ピーター・ウタカ
佐藤寿人

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