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独移籍の宇佐美、契約期間は4年…「再びブンデスでプレーできて嬉しい」

2016.06.20

G大阪と日本代表で存在感を示してきた宇佐美が、再びブンデスリーガへ挑む [写真]=Getty Images 

 ガンバ大阪に所属する日本代表FW宇佐美貴史アウクスブルクへ完全移籍で加入することが決まった。20日に両クラブが発表した。

 G大阪は公式HPにて、宇佐美の移籍についてクラブ間合意に達したと発表。同選手の移籍前ラストゲームが25日に行われる明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第17節の名古屋グランパス戦(市立吹田サッカースタジアム)となること、同試合終了後にセレモニーを実施することを伝えている。


 そして移籍先のアウクスブルクも宇佐美の加入を公式HPで発表。契約期間が2020年6月30日までの4年契約であること、移籍金については両クラブが非公表で合意していることを伝えた。

 宇佐美は移籍にあたり、アウクスブルクの公式HPにて「日本からブンデスリーガの動向を常にフォローしてきました。アウクスブルクはここ数年間、素晴らしい進化を遂げてきています。再びブンデスリーガでプレーすることができて、とても嬉しいです」とコメントを寄せている。

 またアウクスブルクのスポーツディレクターを務めるシュテファン・ロイター氏は「宇佐美と契約することができて嬉しく思っている。彼は既にブンデスリーガでの経験を持っていて、近年ではガンバ大阪で素晴らしい成長を遂げてきた。彼のクオリティーが我々の助けになると確信している」と加入を喜んでいる。

 アウクスブルクは今シーズンのブンデスリーガで9勝11分け14敗の勝ち点38、12位でフィニッシュした。ヨーロッパリーグでは決勝トーナメント1回戦でリヴァプールに2試合合計0-1で競り負け、ベスト32で敗退した。なお、アウクスブルクは15日、ダルムシュタットを率いていたディルク・シュスター氏の新監督就任を発表している。

 宇佐美は2009年、17歳でガンバ大阪のトップチームに昇格した。活躍が認められて2011-12シーズンにドイツの名門バイエルンに加入し、翌2012-13シーズンはホッフェンハイムでプレー。2013年6月、当時J2に沈んでいたG大阪への復帰が発表された。

 途中加入となった2013年シーズンは18試合に出場して19ゴールを挙げる活躍で、J2優勝とJ1昇格の立役者となった。翌2014年シーズンには自身初のベストイレブン入りを果たし、チームの三冠(J1、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯)達成に貢献すると、昨シーズンには34試合でチームトップの19得点を記録。2年連続でベストイレブンを受賞した。今シーズンは明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第16節終了時点で全16試合に出場し、5ゴールを記録している。

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