バイエルン(左)でのプレー経験もある宇佐美。アウクスブルクでのブンデス復帰が決定した [写真]=Bongarts/Getty Images, Getty Images
ガンバ大阪は20日、日本代表FW宇佐美貴史のアウクスブルクへの完全移籍がクラブ間合意に達したことを発表した。
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— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) June 20, 2016
アウクスブルクは今シーズンのブンデスリーガで9勝11分け14敗の勝ち点38、12位でフィニッシュした。ヨーロッパリーグでは決勝トーナメント1回戦でリヴァプールに2試合合計0-1で競り負け、ベスト32で敗退している。同クラブには2010年末から2012年6月までMF細貝萌(現ブルサスポル)が所属しており、宇佐美は史上2人目の日本人選手となる。
宇佐美は2009年、17歳でガンバ大阪のトップチームに昇格。活躍が認められ、2011-12シーズンにドイツの名門バイエルンに加入したが、強力なタレントが揃うチームで出場機会を得られなかった。2012-13シーズンをホッフェンハイムで過ごした後、2013年6月にシーズン途中で当時J2に沈んでいたG大阪への復帰が発表された。
途中加入となった2013年シーズンは18試合に出場して19ゴールを挙げる活躍で、J2優勝とJ1昇格の立役者となった。翌2014年シーズンには自身初のベストイレブン入りを果たし、チームの三冠(J1、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯)達成に貢献すると、昨シーズンには34試合でチームトップの19得点を記録。2年連続でベストイレブンを受賞した。今シーズンは明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第16節終了時点で全16試合に出場し、5ゴールをマークするなど主力として活躍している。日本代表としても6月3日に行われたキリンカップのブルガリア戦で得点を決めるなど、存在感を示していた。
G大阪は今回の発表で、宇佐美の移籍前ラストゲームが25日の明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第17節の名古屋グランパス戦(市立吹田サッカースタジアム)となることを伝えている。同試合終了後にセレモニーが実施される予定となっている。
By サッカーキング編集部
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