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【予想スタメン】守備の修正が奏功した15位新潟、得意のアウェー仙台戦で今季3勝目を狙う

2016.05.27

リーグ戦では3試合連続無失点の新潟 [写真]=Getty Images

ベガルタ仙台 今季初のリーグ戦連勝を目指して難敵と激突、今季のナビスコ杯では完封勝利

 リーグ戦第13節の湘南ベルマーレ戦に勝利し、暫定13位に浮上した仙台。今季初の連勝を、ホームで迎える今節こそ果たしたいところだ。


 とにかく仙台は“勝ち癖”をつけたい。21日の湘南ベルマーレ戦で完封勝利を収め、公式戦の連勝を目指して25日のナビスコ杯第6節の川崎フロンターレ戦を迎えたが、リーグ戦と大きく入れ替えたメンバーは1-2で敗戦という結果を残すこととなった。なかなか良い内容が続かず、それに伴い結果もついてこない状況だが、勝利という体験を積み重ねて、自信を持てるようにする必要がある。

 また、今節対戦する新潟は15位ではあるが、仙台にとって難敵だ。このチームの果敢なプレッシングを前に自分たちの戦い方を見失うことが多く、2011年を最後にリーグ戦ではホームで勝てていない。地理的に近く、相手サポーターも多く詰めかけるこのカードで、相手を上回るような雰囲気をホームのサポーターが作れるかも勝負のカギだ。

 ポジティブな材料としては、そのホームでの新潟戦で、今季は既に勝利を経験していること。3月23日のナビスコ杯開幕戦では、若いメンバーを中心に、1-0で勝利した。ひるまずに自分たちのサッカーを貫きたいところだ。湘南戦で得た連動のイメージを、より高いプレー精度で実践しなければならない。個人では、2011年と2012年に新潟でプレーした石川直樹が、古巣相手に活躍することにも期待したい。(totoONE編集部)

■仙台予想スタメン
4-4-2
GK
六反勇治
DF
大岩一貴
平岡康裕
渡部博文
石川直樹
MF
金久保順
富田晋伍
三田啓貴
梁勇基
FW
野沢拓也
ハモン・ロペス

アルビレックス新潟 強豪3チームを無失点に抑え守備は安定、指宿洋史の復帰で得点力アップを図る

 リーグ戦ではガンバ大阪、浦和レッズ、そして川崎と、強力な攻撃陣を3試合連続で無失点に抑え、シーズン序盤に苦戦する原因となった守備が、ようやく高いレベルで安定し始めた。マンマークを強く意識した昨季までの守備から、ブロックをオーガナイズする守備への切り替えが完了し、機能しつつあることは、浮上のきっかけをつかみたいチームにとって大きな拠り所になるだろう。

 守備力をさらに高めると期待されるのが、イム・ユファンの合流だ。左ひざを痛め、3月初めから離脱していた韓国人センターバックの技術、経験、戦う姿勢が、ディフェンス陣の競争をさらに活気づけている。

 強豪との連戦でつかんだリーグ戦の手応えを確かなものにできるか。25日のナビスコ杯第6節の横浜F・マリノス戦は重要な意味を持っていた。リーグ戦3試合連続でノーゴールの攻撃陣が結果を残せるかどうかも、一つの焦点に。腰痛で離脱していた指宿洋史が先発フル出場し、今季初ゴールを挙げたことは、中3日で迎える仙台戦に向けて好材料となった。だが、セットプレーから失点して勝ち切れず、グループステージ突破に近づくチャンスを逃した落胆から、チームはどう切り替えられているか。

 また、リーグ戦第13節の川崎戦で相手選手と交錯し、左手を打撲したGK守田達弥は、横浜FM戦でメンバー外に。大事を取って、トレーニング内容もコントロールしている状況だ。もっとも昨季、公式戦の出場がなかった川浪吾郎が、今季はリーグ戦、カップ戦の奮闘をとおして、しっかり準備できている。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
川浪吾郎
DF
小泉慶
舞行龍ジェームズ
大野和成
前野貴徳
MF
加藤大
小林裕紀
レオ・シルバ
田中達也
FW
指宿洋史
山崎亮平

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