公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は2 日、オーストラリア・Aリーグとの戦略的連携協定を締結したことを発表した。
今回の戦略的連携協定は、世界のフットボール界におけるアジアのプレゼンスを高め、欧州一極集中の構図に歯止めをかける中長期的な戦略プランの構築を目指すもので、両国のみならず、アジア全体の発展に寄与することを目的としている。
なお、Jリーグにとって海外のプロリーグとの協定締結は、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、イラン、マレーシア、カタールに続いて 10 件目となった。
戦略的連携協定の内容は以下のとおり。
1.両国政府、外交事業への貢献
オーストラリアスポーツ政策の研究、外交・文化交流活動への貢献
2.テクニカル、育成
両リーグで国際ユース大会を開催する等の育成年代の交流、強化、指導者交流、審判交流
互いの選手の出場機会創出に向けた研究
3.リーグ運営
リーグ、クラブスタッフの短中期交換プログラム、両リーグイベント(チャンピオンシップ等)の視察
4.マーケティング
AFC チャンピオンズリーグの価値向上に向けた協力、両国リーグ発展に向けたノウハウ、リソースの共有
在日オーストラリア人、在オーストラリア日本人へのプロモーション施策の実施など
By サッカーキング編集部
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