2016明治安田生命J2リーグ第8節でC大阪と北九州が対戦した
2016明治安田生命J2リーグ第8節が17日に行われ、セレッソ大阪とギラヴァンツ北九州が対戦した。
現在2連勝中で、開幕から7試合負けなしで首位に立つC大阪が、開幕戦での勝利以来6試合勝ちのない北九州をホームに迎えての一戦。C大阪は、前節の清水エスパルス戦でJリーグ初ゴールをマークしたリカルド・サントスや柿谷曜一朗、杉本健勇らがスタメン入りし、3連勝を目指す。一方の北九州は、熊本地震の影響で今節はJリーグで計8試合が中止となっている影響で、九州地方に本拠地を置く7クラブで唯一試合を行う。原一樹が今季初の先発出場を飾っている。
立ち上がりはホームのC大阪がボールを保持するが、なかなか北九州の守備陣を崩すことができない時間帯が続く。16分、ソウザが左サイドに大きく展開すると、ブルーノ・メネゲウがボールをキープ。エリア外中央に走り込んだソウザに再びパスを送り、ダイレクトで右足を振りぬいたが、GK鈴木彩貴にキャッチされてしまう。
さらにC大阪は25分、右サイドからのクロスをエリア内中央でB・メネゲウが右足で落とす。エリア外中央から田中裕介が左足ボレーで狙ったが、ゴール上に外れた。
対する北九州は45分、エリア外中央からやや左にずれた位置でフリーキックを獲得。キッカーの原が右足で蹴ったボールはゴール左上に鮮やかに決まり、先制点をもたらした。前半は北九州が1点リードで折り返す。
後半に入って56分、同点を目指すC大阪がチャンスを作り出す。エリア内中央で田中から浮き玉のパスを受けたB・メネゲウが振り向きざまに右足でシュートを放ったが、枠を捉えることができなかった。
攻勢を強めたいC大阪は、58分に1枚目の交代カードを切る。B・メネゲウに代えて関口訓充を投入した。67分、左サイドから杉本が右足でクロスを供給。ファーサイドで待っていたR・サントスがヘディングシュートを放ったが、ゴール左へわずかに外れた。
さらにC大阪は75分、2人目の選手交代を行い、山村和也を下げて玉田圭司を投入した。78分、エリア手前中央でフリーキックを獲得。玉田が左足で直接狙ったボールは、GKの正面をついてしまいキャッチされた。79分には、右サイドからの松田陸のクロスにR・サントスが頭で合わせたが、GK鈴木の好セーブに阻まれた。
後半アディショナルタイム2分、右サイドでボールを持った関口が左足でクロスを供給。ファーサイドでフリーになっていたソウザが右足でゴールに流し込み、C大阪が遂に同点に追いついた。
試合はこのままタイムアップを迎え、1-1で終了。C大阪は、開幕からの無敗試合数を8に伸ばした。一方の北九州は7試合ぶりの勝ち点3を目前で逃してしまった。
C大阪は次節、23日に敵地でコンサドーレ札幌と対戦。北九州は同日に清水をホームに迎える。
By サッカーキング編集部
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