2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第7節でサンフレッチェ広島とアルビレックス新潟が対戦した
2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第7節が行われ、サンフレッチェ広島とアルビレックス新潟が対戦した。
広島は、前節鹿島アントラーズに敵地で1-4と完敗。リーグ戦の連勝がストップし、開幕節以来の黒星を喫した。スタメンにはチームトップの5得点を挙げているピーター・ウタカ、青山敏弘らが名を連ねている。また、森崎和幸が6試合ぶりに先発に復帰した。一方の新潟は、開幕節の湘南ベルマーレ戦で勝利を収めたものの、その後はなかなか勝ち点を積み上げられず、13位につけている。先発メンバーには、リーグ戦5ゴールを挙げているラファエル・シルバ、レオ・シルバらが入っている。
先に決定機を迎えたのはアウェーの新潟。13分、酒井宣福からの浮き球のパスをエリア内右で田中達也がヒールで中央に落とすと、フリーになっていたレオ・シルバが右足でシュート。ボールはゴール右に逸れて、得点には至らない。
ペースを握る新潟は23分、エリア外中央で粘ってボールをキープした田中が左足でミドルシュートを放ったが、ゴール左に逸れた。
なかなかチャンスが作れていなかった広島は39分、青山からエリア外中央でパスを受けたウタカが右の茶島雄介にパス。ダイレクトで右足を振りぬいたが、ゴール右上に逸れた。前半はこのまま終了し、スコアレスで折り返す。
後半に入って56分、広島が先制点を奪う。ミキッチが右サイドの敵陣中央から左足でゴールへ向かうクロスを供給。味方には合わなかったが、ボールは左ポストを直撃し、跳ね返りがGK川浪吾郎に当たってゴールに吸い込まれた。一度はオウンゴールと判定されたが、後に訂正され、ミキッチのクラブ史上最年長ゴール(36歳3カ月)となった。
同点に追いつきたい新潟は立て続けに3枚の交代カードを切る。78分に小塚和季、81分に平松宗と前野貴徳を投入する。追加点を狙う広島は90分、茶島からエリア内でパスを受けた柴崎晃誠が右足でシュートを放ったが、GK川浪の好セーブに阻まれた。
最後まで新潟はチャンスを作ることができず、広島が1-0で勝利を収めた。敗れた新潟は公式戦3連敗となった。
次節、広島は24日に横浜F・マリノスと、新潟は同日に名古屋グランパスとそれぞれ敵地で対戦する。
【得点者】
1-0 56分 ミキッチ(サンフレッチェ広島)
By サッカーキング編集部
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