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【予想スタメン】福岡、川崎を完封した守備を自信に最下位脱出へ

2016.04.01

福岡はナビスコ杯の川崎戦で今季初白星を挙げた [写真]=Getty Images

アビスパ福岡 守備の戦術を改善し、ナビスコ杯で待望の今季初勝利

 ナビスコ杯第2節でリーグ首位の川崎フロンターレを撃破し、今季の公式戦初勝利を手にした。「支配される時間が多くなるのはいつものこと。(無失点で)守り切れたことは大きい」と井原正巳監督。この勝利をリーグ戦につなげ、最下位を脱出したい。


 福岡はこれまで守備において、5枚をディフェンスラインに下げてブロックを作っていたが、ナビスコ杯の川崎戦は両サイドの位置を高めに設定し、より高い位置でボールを奪ってカウンターにつなげることができた。3バックのメンバーは右からキム・ヒョヌン、堤俊輔、田村友と、それまでのリーグ4試合とは異なっていたが、メンバーが変更したにも関わらず、連係面で大きな問題もなく、ラインを高めに置いたコンパクトな守備で、川崎を無失点に抑えることができた。その手応えと自信は、今後のリーグ戦に大きく影響するだろう。今節も高い位置でボールを奪い、サイドの深い位置まで押し込めるかがポイントだ。

 不安材料としては、第4節のジュビロ磐田戦にフル出場したダニルソンが、太もも裏に張りがあるということで別メニューのトレーニングをしていたこと。「ボール奪取能力だけでなく、攻撃時に時間を作ることができる。存在感があって、プレーエリアも広い」と井原監督にも信頼されるボランチがどこまで回復するか。また、リーグ4試合に先発出場しており、U-23代表遠征から戻ったばかりの金森健志、亀川諒史のコンディションも万全ではないだろう。(新甫條利子)

■福岡予想スタメン
3-4-3
GK
イ・ボムヨン
DF
キム・ヒョヌン
濱田水輝
田村友
MF
中村北斗
末吉隼也
鈴木惇
亀川諒史
FW
城後寿
ウェリントン
金森健志

アルビレックス新潟 白熱するレギュラー争い、酒井宣福は古巣戦で出場なるか

 サンフレッチェ広島から野津田岳人が期限付きで電撃加入し、中盤の競争が一気にヒートアップ。その余波は、前線にも波及しそうだ。ナビスコ杯連戦となった先週の練習では、指宿洋史、ラファエル・シルバが別メニューとなり、コンディションを上げることに注力。その甲斐あって、いずれも今週のトレーニングに復帰した。フォーメーションを含め、どういう布陣になるか注目される。

 ナビスコ杯のサガン鳥栖戦は、1-0で今シーズンのホーム初勝利を初完封で収めた。リーグ戦4試合で11失点していたことを考えれば、明るい材料となる。

 ただ、ピンチがなかったわけではない。前半はクロスからたびたび決定的なシュートを放たれ、GK守田達弥の好セーブにも救われた。ウェリントンをターゲットとしたロングボール、クロスが福岡の重要な攻め手であることを考えれば、さらに守備の連係を高める必要がある。

 守備陣で熱い競争が繰り広げられているのが右サイドバック。ナビスコ杯の連戦で先発した酒井宣福は、昨年まで期限付き移籍していた古巣との一戦に当然、燃えている。リーグ戦で先発を続けてきた小泉慶も、U-23日本代表のポルトガル遠征で刺激を受けてチームに復帰。大卒ルーキーの早川史哉も、ここまではけが人などの関係からセンターバックで奮闘してきたが、本職の右サイドバックで練習を重ねている。チーム内競争の活力を、開幕戦以来となるリーグ戦勝利に結びつけたい。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-1-4-1
GK
守田達弥
DF
酒井宣福
増田繁人
大野和成
コルテース
MF
小林裕紀
加藤大
レオ・シルバ
小塚和季
ラファエル・シルバ
FW
指宿洋史

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