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新加入の鹿島MF永木がデビュー…指揮官も及第点「守備は良くできていた」

2016.03.05

サガン鳥栖戦でデビューを飾った永木亮太 [写真]=春木睦子

 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第2節が行われ、鹿島アントラーズはホームにサガン鳥栖を迎えた。試合後、鹿島アントラーズを率いる石井正忠監督が記者会見に臨んだ。

 試合は鹿島が31分にセットプレーからMF金崎夢生のヘディングシュートで先制点を奪う。この1点を守り切った鹿島が1-0でホーム開幕戦を白星で飾った。


 石井監督は試合を振り返り、「前半立ち上がりから守備のところで相手の攻撃を抑えられないところがあった。後半も最後の方は押し込まれる形になってしまったので、そこの守備のところは今後修正していかなければと思っています。でも、ガンバ大阪戦、今日のホーム開幕戦と0点で抑えられたのは非常に評価できる」と話し、開幕節のガンバ大阪戦に引き続き2試合連続で完封勝利できたことを喜んだ。

 今季から加入したMF永木亮太が70分に途中出場し、鹿島で公式戦初出場を飾った。永木については「守備の面では相手の中盤をプレッシャーかけて欲しいという意図で起用して、そこは良くできていた。ただ、攻撃の面では中盤の繋ぎで特にサイドチェンジをして欲しいと言ったが、そこの部分はあまりうまくできていなかったと思います」と、守備面を評価する一方で、攻撃面では物足りなさがあったと明かした。

 7日から9日にかけて日本代表候補メンバー26名が千葉県内で合宿を行う。鹿島からはMF金崎夢生、MF柴崎岳、MF遠藤康、DF昌子源、DF植田直通の5名が選出。これについては「他の選手たちで今まで通りトレーニングをしながら、(代表候補メンバーが)戻って来たら紅白戦もできると思うので心配はしていない」と、チーム作りに問題はないと強調した。

 チーム全体の攻撃について問われると、「今日は相手を押し込む時間が少なかった。ボールを動かす部分も上手くできなかったと思います。鳥栖さんの厚い守備があったので、そういうチーム相手にも自分たちが主導権を握ってボールが動かせるように今後はしていかなければならない」と答え、今後に課題が残ると語った。

 鹿島は次節、12日に敵地でベガルタ仙台と対戦する。

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