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俊輔がツイッターで一問一答…心に残る試合は“サンドニの悲劇”「力の無さ実感」

2016.02.06

2001年3月24日のフランス代表戦に出場したMF中村俊輔 [写真]=Getty Images

 横浜F・マリノスに所属するMF中村俊輔がJリーグ公式ツイッター(@J_League)上に登場し、ファンからの質問に答えた。

 中村は、ツイッター上でハッシュタグ「#俊輔質問」がついた投稿から質問に答え、ファンとの交流を行った。同日の昼頃には、ガンバ大阪のMF遠藤保仁が一足早くハッシュタグ「#ヤット質問」で同じ企画を実施。最後の質問で「後に登場する中村俊輔選手へ一言」と問われると、「ちゃんと真面目に受けることと、ちょこちょこ笑いを取れるように!それと、中澤佑二によろしく!」とメッセージを送っていた。


 中村の一問一答はまず動画で始まり、リオデジャネイロ・オリンピックのオーバーエイジ枠(OA枠)への興味について問われると、「行かないです。僕はOA枠をあまり使わないほうがいいと思うタイプ」と断言。「若い選手が一丸となって大会出場を決めたわけですし、その枠3人ってのは大きいと思うので、未来が変わってくる選手が出てくるかもしれない。やっぱり今のU-23の選手で行ったほうがいいと思う」と主張した。

 また、「中村選手の1番のパートナーである比嘉(祐介)選手について…」と聞かれたところで「1番のパートナーではないです」と一蹴。比嘉がジェフユナイテッド千葉に移籍したことについては「いなくて集中できます。アップは静かになりましたね。僕は彼とグランド上だけなので、今は連絡はないです。でもいなくなって偉大さは感じますね。よく言うんですけど、選手としては500万円レベルなんですけど、人としては1億円ぐらいのレベル。自分にないところなので。でもアップの時は集中できます」と話した。

 その後、テキストでの返答に移り、自身よりうまい選手を問われると、「僕がヨーロッパにでたら中の下くらいだと思っています。Jリーグの中では、こいつはセンスがずば抜けていると思ったのは小野伸二(コンサドーレ札幌)だけです」と返答。サッカー人生におけるベストゲームは、「サン・ドニでのフランス代表戦ですね。世界に置いていかれる、力の無さを実感しました」と答え、2001年3月24日に日本代表が0-5でフランス代表に完敗した“サンドニの悲劇”とも言われる一戦を挙げた。

「『壁』の作り方が伝統的にうまいチームって有りますか?」と問いには、「鹿島アントラーズです。全員が頭で止めてやろうという気合いが違う、伝わってくる。一瞬でもそういうのが見えたら気になります」と返答。「あのときこうしていればよかったなど、今だから言えることとかありますか?」には、「(元日本代表の)トルシエ監督のときに左サイドを多めにやっていたんですけど、自分は中で勝負したいから、ヒデ(中田英寿)さんと森島(寛晃)さんと勝負させてくれって言っていたらどうなってたかなと」と振り返った。

 最後に再び動画での返答に戻ると、遠藤について「ちょっと年俸高いかな?」と冗談。「あとはヤットのほうが一個下なんですけど、お互い年齢がいってるんで、その中でいいプレーをしてJリーグを盛り上げていきましょう」とメッセージを送り返した。

 また、比嘉に対しては「LINEでできるし」としながらも、「マリノスで生き生きしてたので、新しいチームに行ってどうなんだろう。自分のキャラを出せてるのか心配ですけど。1試合でも多く出てジェフのために、あと自分のために成長できるように、ジェフの力に慣れるように頑張って欲しい」とエール。「愛を感じます」とつっこまれると、「いや、ほぼないです」と語り、笑顔を見せた。

 そして最後に横浜FMサポーターに向けて「やっぱりチームとしてタイトルに絡まないと。順位が高かったりしないと、スタジアムに足を運ぶモチベーションが違うと思う。よりよい順位でいつつ、一緒に戦っていってスタジアムで勝利を分かち合えたらなと思います。応援の方よろしくお願いします」と語った。

By サッカーキング編集部

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