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『GIANT KILLING』綱本氏原作の『U-31』が今夏映画化…千葉が後援

2016.01.17

中村優一さん、綱本将也氏、谷健二監督、馬場良馬さん(左から) [写真]=内藤悠史

 ジェフユナイテッド千葉は17日、フクダ電子アリーナにて「2016キックオフフェスタ!」を開催した。同イベントでは新体制発表会見に先駆けて、同クラブ後援の映画『U-31』の製作発表が行われた。

『U-31』は、『GIANT KILLING』で知られる綱本将也氏が原作、吉原基貴氏が作画を務めたサッカー漫画で、2002年春から2004年秋にかけて、講談社『モーニング』に掲載されていた。今回の映画化にあたっては、同作品に登場するサッカークラブ「ジェム千葉」のモデルとなっているジェフユナイテッド千葉が後援。同クラブが創立25周年を迎える今年の夏、谷健二監督の製作で公開されることとなった。出演は馬場良馬さん、中村優一さん、大杉漣さん、勝村政信さん、谷村美月さんなど。


 フクダ電子アリーナのホーム側ゴール裏前に設置されたステージにて行われた製作発表には、原作の綱本氏と谷監督のほか、主演の馬場さん、ライバル役を演じる中村さんが登場。千葉の新ユニフォーム姿で登壇した2人が、作品の見どころや「流通経済大学サッカー部の練習に参加し、足技を磨いた」といった撮影の裏話を明かし、「ここフクダ電子アリーナでも撮影をしました。サポーターの皆さん、ぜひ楽しみにしていてください!」と、アピールしていた。

『U-31』は、馬場さん演じる31歳のプロサッカー選手「河野敦彦」の奮闘を描いた物語。かつては日本代表を経験した河野だが、強豪クラブから戦力外通告を受け、再起を期して古巣「ジェム千葉」へと復帰することとなった。全盛期を過ぎたにもかかわらず背番号「10」を託された河野には、若手選手から冷ややかな視線が浴びせられることとなる。それでも黙々と練習を続ける河野の熱い思いを描いた物語となっている。

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