京都への完全移籍が発表された菅野孝憲 [写真]=Getty Images
京都サンガF.C.は5日、柏レイソルからGK菅野孝憲を完全移籍で獲得したことを発表した。
移籍に際して菅野は、「絶対使命である今シーズンでのJ1昇格。そしてJ1でも常に優勝争いができるようなチームになるべく、新しい仲間と共に今を大事に努力し続けたいと思います。応援宜しくお願いいたします」と抱負を語った。
また、柏の公式HPを通じて「柏レイソルで、公式戦500試合出場、J1リーグ、天皇杯、ナビスコカップ制覇の喜びを皆さまと分かち合えたこと、ACLやクラブワールドカップを通じ、世界との差を縮め追い越す為に、今何をしなければならないのかということに気づけたことは、自分にとっての財産であり、心身の一部になっています。これまでの、柏レイソルでの全ての試合が昨日のことのようです。GKというポジションが故、いつも背中を向けていたので、この場を借りて正面からお礼を言わせて下さい。8年間本当にありがとうございました。偉大な柏サポーターと共に一緒になってゴールを守ってこられたことを誇りに思います」とメッセージを送った。
現在31歳の菅野は、東京ヴェルディのユース出身で2003年に横浜FCへ入団。2006年にはチームをJ1昇格へと導いた。2008年に柏に移籍以降は、J2降格を経験するが、その後J1昇格を果たすと、J1、天皇杯、ヤマザキナビスコカップなどのタイトル獲得に大きく貢献した。