C大阪、バーゼルから柿谷曜一朗を完全移籍で獲得…1年半での復帰

柿谷曜一朗

C大阪復帰が決まったFW柿谷曜一朗 [写真]=Getty Images

 セレッソ大阪は4日、バーゼルからFW柿谷曜一朗が完全移籍で復帰することを発表した。

 完全移籍に際し柿谷は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。

「今年からセレッソでプレーすることになりました。復帰するにあたって本当に悩みました。ただ自分はセレッソでサッカーがしたい、セレッソをもっと大きなクラブにしたい、という気持ちがやはり1番強かったです。再びセレッソサポーターの皆さんと一緒に戦うことが出来ることを本当に嬉しく思っています。また1から全てのセレッソサポーターの皆さんが認めてくれるセレッソの選手になれる様に、責任と覚悟を持って、一生懸命頑張りますので応援宜しくお願いします」

 現在25歳の柿谷は、C大阪の下部組織出身で、2006年にクラブ史上最年少となる16歳でのプロ契約を締結した。2009年からは期限付き移籍で徳島ヴォルティスへ加入し、2012年にC大阪に復帰。翌2013年には背番号を同クラブのエースナンバー「8」に変更し、J1全34試合に出場、21得点を記録した。また同年7月には、東アジアカップでA代表デビューを果たし、3得点を挙げて同大会優勝に貢献。2014年夏のブラジル・ワールドカップのメンバーにも選出され、2試合に途中出場した。大会から帰国後、同7月にスイスのバーゼルへ移籍。加入シーズンはスイス・スーパーリーグで14試合に出場し3ゴール。今シーズンは4試合で1ゴールと、出場機会が少なく、わずか1年半での復帰となった。

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